DD

Section: ユーザーコマンド (1)
Updated: 2025/09
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名前

dd - ファイルの変換とコピーを行う  

書式

dd [,OPERAND/]...
dd ,OPTION/  

説明

オペランド OPERAND に従って、変換や書式設定しながらファイルをコピーします。

bs=BYTES
一回に BYTES バイトずつ読み書きします (デフォルト: 512); ibs と obs を上書きします。
cbs=BYTES
一回に BYTES バイト変換します。
conv=CONVS
コンマで区切られたシンボルリストとしてファイルを変換します。
count=N
入力ブロック N 個分だけコピーします。
ibs=BYTES
一回に BYTES バイトずつ読み込みます。 (デフォルト: 512)
if=FILE
標準入力の代わりに FILE から読み込みます。
iflag=FLAGS
コンマで区切られたシンボルリストとして読み込みます。
obs=BYTES
一回に BYTES バイトずつ書き込みます。 (デフォルト: 512)
of=FILE
標準出力の代わりに FILE に書き込みます。
oflag=FLAGS
コンマで区切られたシンボルリストとして書き込みます。
seek=N
(又は oseek=N) サイズ obs の出力ブロックをスキップします。
skip=N
(又は iseek=N) サイズ ibs の入力ブロックをスキップします。
status=LEVEL
標準エラーに出力する情報の LEVEL。 'none' はエラーメッセージ以外のすべてを出力しません。 'noxfer' は最後の転送統計情報を出力しません。 'progress' は定期的に転送統計情報を出力します。

N および BYTES には以下の倍数接尾子を続けることができます: c =1、w =2、b =512、kB =1000、K =1024、MB =1000*1000、M =1024*1024、xM =M GB =1000*1000*1000、G =1024*1024*1024、および T、P、E、Z、Y、R、Q などです。 二進接頭辞も使用することもできます: KiB=K, MiB=M など。 N が 'B' で終わっている場合はブロックではなくバイトでカウントされます。

各 CONV シンボルは以下の通りです:

ascii
EBCDIC から ASCII へ
ebcdic
ASCII から EBCDIC へ
ibm
ASCII から alternate EBCDIC へ
block
改行区切りのレコードをサイズが cbs になるようにスペースで埋めます
unblock
サイズが cbs のレコードの末尾スペース (複数化) を改行で置換します
lcase
大文字を小文字に変換します
ucase
小文字を大文字に変換します
sparse
中身が NUL だけの出力ブロックを書き込まずにスキップします
swab
入力バイトの各組を入れ替えます
sync
各入力ブロックをサイズが ibs になるまで NUL で埋めます。block または unblock と一緒に利用された場合 NUL でなくスペースで埋めます。
excl
出力ファイルが既に存在する場合に失敗させます
nocreat
出力ファイルを作成しません
notrunc
出力ファイルを切り詰めません
noerror
読み込みエラー後も継続します
fdatasync
終了前に出力ファイルデータを物理的に書き込みます
fsync
上と同様ですがメタデータに対しても使用します

各 FLAG シンボルは以下の通りです:

append
追加モード (出力に対してのみ意味があります。 conv=notrunc を推奨)
direct
データに対して直接 I/O を使用します
directory
ディレクトリでない場合に失敗させます
dsync
データに対して同期 I/O を使用します
sync
上と同様だがメタデータに対しても使用します
fullblock
入力のブロックがいっぱいになるまで蓄積します (iflag のみ)
nonblock
非ブロック I/O を使用します
noatime
アクセス時間を更新しません
nocache
キャッシュを使わないように要求します。 oflag=sync も参照のこと
noctty
ファイルからの制御端末を割り当てません
nofollow
シンボリックリンクをたどりません

USR1 シグナルを実行中の 'dd' プロセスに送信すると、 I/O 統計情報が標準エラーに出力され、コピーが再開されます。

以下のオプションがあります。

--help
使い方を表示して終了します。
--version
バージョン情報を表示して終了します。
 

作者

作者 Paul Rubin、 David MacKenzie、および Stuart Kemp。  

バグのレポートについて

バグのレポートは bug-coreutils@gnu.org までお寄せ下さい。
GNU coreutils のホームページ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/>
一般的な GNU ソフトウェア使用に関するヘルプは <https://www.gnu.org/gethelp/> です。
翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。  

著作権

Copyright © 2025 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.  

関連項目


完全なマニュアルは <https://www.gnu.org/software/dd> か、
ローカルで有効になっていれば info '(coreutils) dd invocation' です。  

日本語訳

対応バージョン:9.8 翻訳日:2025-11-12 翻訳者:ribbon


 

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