NUMFMT

Section: ユーザーコマンド (1)
Updated: 2025/09
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名前

numfmt - 数字から人が読みやすい文字列への変換と、その逆変換  

書式

numfmt [,OPTION/]... [,NUMBER/]...  

説明

NUMBER (複数可) を変換します。何も指定されなかった場合は標準入力から 読み込んだ数字を変換します。

長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。

--debug
無効な入力についての警告を表示します。
-d, --delimiter=,X/
フィールド区切りとしてホワイトスペースではなく X を使用します。
--field=,FIELDS/
入力フィールド N の数字を変換します。 (デフォルトは 1) 下記の FIELDS の説明を参照
--format=,FORMAT/
printf 形式の浮動小数点フォーマットとして FORMAT を使います。 詳細は下記の FORMAT の説明を参照
--from=,UNIT/
入力された数字を UNIT に自動スケーリングします。 デフォルトは 'none' です。下記の UNIT の項を参照
--from-unit=,N/
入力単位のサイズの指定 (デフォルトは 1)
--grouping
ロケールで定義された桁のグルーピングを使います (例: 1,000,000)。 (したがって C/POSIX ロケールではこのオプションは効果がありません)
--header[=,N/]
最初の N 行のヘッダーを (変換せずに) 出力します。 N が指定されなかった場合 N は 1 になります。
--invalid=,MODE/
無効な数字入力時の失敗モード; MODE に指定できるのは abort (デフォルト), fail, warn, ignore
--padding=,N/
パディングをして出力を N 文字幅にします。 正の N は右寄せ、負の N は左寄せ。出力の幅が N より大きい場合パディングは無視されます。 デフォルトの動作では、ホワイトスペースがあった場合に自動的にパディングが行われます。
--round=,METHOD/
スケーリング時の丸め方法として METHOD を使用します。 METHOD に指定できるのは up, down, from-zero (デフォルト), towards-zero, nearest
--suffix=,SUFFIX/
出力する数字に SUFFIX を追加します。 また、入力する数字で接尾辞 SUFFIX を受け付けます。
--to=,UNIT/
出力する数字を UNIT に自動スケーリングします。 下記の UNIT の項を参照
--to-unit=,N/
出力単位のサイズの指定 (デフォルトは 1)
-z, --zero-terminated
行の区切りを改行でなく NUL にします。
--help
使い方を表示して終了します。
--version
バージョン情報を表示して終了します。
 

UNIT オプション:

none
自動スケーリングを行いません。接尾辞があるとエラーが発生します。
auto
1〜2文字の接尾辞を付けることができます。
1K = 1000, 1k = 1000, 1Ki = 1024, 1M = 1000000, 1Mi = 1048576,
si
1文字の接尾辞を付けることができます。
1k = 1000, 1K = 1000, 1M = 1000000, ...
iec
1文字の接尾辞を付けることができます。
1K = 1024, 1k = 1024, 1M = 1048576, ...
iec-i
2文字の接尾辞を付けることができます。
1Ki = 1024, 1ki = 1024, 1Mi = 1048576, ...
 

FIELDS では cut(1) と同様の形式のフィールドの範囲指定が使用できます。

N
N 番目のフィールド。 1 から始まる
N-
N 番目のフィールドから行末まで
N-M
N 番目から M 番目 (これも含まれる) のフィールド
-M
行頭から M 番目のフィールド (これも含まれる)
-
すべてのフィールド

コンマで区切って複数のフィールドや範囲を指定できます。

FORMAT は浮動小数点引数 '%f' を出力できるものでなければいけません。 クォートを付けると (%'f) (現在のロケールでサポートされていれば) --grouping が有効になります。幅を示す数字を指定すると (%10f) パディングが付与されます。 0 を幅の指定に付けると (%010f) 数字は指定の幅まで 0 が付与されます。 負の幅を指定すると (%-10f) 出力が左寄せされます。 精度を指定すると (%.1f) 入力から決定される精度を上書きされます。

入力されたすべての数字が正常に変換された場合、終了ステータスは 0 です。 デフォルトでは、 numfmt は変換エラーが最初に起こった時点で終了ステータス 2 で 終了します。 --invalid='fail' が指定された場合、変換エラーそれぞれについて 警告が表示され、終了ステータスは 2 になります。 --invalid='warn' の場合、 変換エラーそれぞれについてメッセージが表示されますが、終了ステータスは 0 になります。 --invalid='ignore' の場合、変換エラーは表示されず、終了 ステータスは 0 になります。  

$ numfmt --to=si 1000
-> "1.0k"
[mono]$ numfmt --to=iec 2048
-> "2.0K"
$ numfmt --to=iec-i 4096
-> "4.0Ki"
$ echo 1K | numfmt --from=si
-> "1000"
$ echo 1K | numfmt --from=iec
-> "1024"
$ df -B1 | numfmt --header --field 2-4 --to=si
$ ls -l | numfmt --header --field 5 --to=iec
$ ls -lh | numfmt --header --field 5 --from=iec --padding=10
$ ls -lh | numfmt --header --field 5 --from=iec --format %10f
 

作者

作者 Assaf Gordon。  

バグのレポートについて

バグのレポートは bug-coreutils@gnu.org までお寄せ下さい。
GNU coreutils のホームページ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/>
一般的な GNU ソフトウェア使用に関するヘルプは <https://www.gnu.org/gethelp/> です。
翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してく ださい。  

著作権

Copyright © 2025 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.  

関連項目


完全なマニュアルは <https://www.gnu.org/software/numfmt> か、
ローカルで有効になっていれば info '(coreutils) numfmt invocation' です。  

日本語訳

対応バージョン:9.8 翻訳日:2025-11-19 翻訳者:ribbon


 

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UNIT オプション:
FIELDS では cut(1) と同様の形式のフィールドの範囲指定が使用できます。
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