TR

Section: ユーザーコマンド (1)
Updated: 2025/09
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名前

tr - 文字の変換や削除を行う  

書式

tr [,OPTION/]... ,STGING1 /[,STRING2/]  

説明

標準入力から読み込んだ文字を置換、切り詰め、削除し、標準出力に書き込みます。 STRING1 と STRING2 は、アクションを制御する文字の配列 ARRAY1 と ARRAY2 を指定します。

-c, --complement
ARRAY1 の補集合を使用します。
-d, --delete
ARRAY1 中の文字を削除します。置換は行ないません。
-s, --squeeze-repeats
入力の中に ARRAY に含まれる文字が連続して存在する場合に 1 個に置換します。
-t, --truncate-set1
最初に ARRAY1 を ARRAY2 の長さまで切り詰めます。
--help
使い方を表示して終了します。
--version
バージョン情報を表示して終了します。

ARRAY は文字列によって指定します。多くの場合その文字自身を表現します。 解釈のされ方は以下の通りです:

\NNN
文字の 8 進数表現(1 から 3 個の 8 進数)
\\
バックスラッシュ
\a
ベル
\b
バックスペース
\f
フォームフィード
\n
改行
\r
復帰
\t
水平タブ
\v
垂直タブ
CHAR1-CHAR2
CHAR1 から CHAR2 までを昇順に展開した文字列
[CHAR*]
ARRAY2 として, CHAR を ARRAY1 の長さ分展開した文字列
[CHAR*REPEAT]
CHAR を REPEAT 個展開した文字列, REPEAT の値を 0 から
始めた場合には 8 進数として解釈する
[:alnum:]
全てのアルファベットと数字
[:alpha:]
全てのアルファベット
[:blank:]
全ての水平方向空白類文字
[:cntrl:]
全ての制御文字
[:digit:]
全ての数字
[:graph:]
全ての表示可能文字。空白は含まない
[:lower:]
全ての小文字アルファベット
[:print:]
全ての表示可能文字。空白も含む
[:punct:]
全ての句読点
[:space:]
全ての水平及び垂直タブ文字
[:upper:]
全ての大文字アルファベット
[:xdigit:]
全ての 16 進数数値
[=CHAR=]
全ての CHAR と等価な文字

置換が行われるのは、 -d が指定されず、STRING1 および STRING2 の両方が指定された場合です。 -t は置換の時のみ使用されます。ARRAY2 は必要に応じて ARRAY1 の長さまで拡張されます。その場合は ARRAY1 の最後の文字が使用されます。 ARRAY2 の ARRAY1 より長い部分の文字は無視されます。 文字クラスは順不同で展開されます。置換時に [:lower:] と [:upper:] は 大文字・小文字の変換を行うように対で使用することができます。 絞り込みは翻訳または削除の後に起こります。  

バグ

完全にサポートされるのは、すべての入力バイトが 1 文字を表す、 安全なシングルバイトロケールだけです。GNU システムでは C ロケールは安全なので、 LC_ALL=C tr を実行することでシェルでこの問題を回避できます。  

作者

作者 Jim Meyering。  

バグのレポートについて

バグのレポートは bug-coreutils@gnu.org までお寄せ下さい。
GNU coreutils のホームページ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/>
一般的な GNU ソフトウェア使用に関するヘルプは <https://www.gnu.org/gethelp/> です。
翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してく ださい。  

著作権

Copyright © 2025 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.  

関連項目


完全なマニュアルは <https://www.gnu.org/software/tr> か、
ローカルで有効になっていれば info '(coreutils) tr invocation' です。  

日本語訳

対応バージョン:9.8 翻訳日:2025-11-24 翻訳者:ribbon


 

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