GCORE

Section: GNU Development Tools (1)
Updated: 2022-01-16
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名前

gcore - 実行プログラムのコアファイルを生成する  

書式

gcore [-a] [-o prefix] pid1 [pid2...pidN]  

説明

1 つまたは複数の実行プログラムのプロセス ID pid1, pid2 などを使って、 コアダンプを生成します。 gcore から生成される 1 つのコアファイルは、 プロセスがクラッシュしたときに (そして "ulimit -c" を用いて、適切にコアダンプ制限が設定されているときに) カーネルが生成するものと同じです。 ただし、クラッシュ後に生成されるものとは違って、 gcore が処理を終えた後は、そのプログラムは何も変更なく動作し続けます。  

オプション

-a
メモリマッピングをすべてダンプします。 このオプションが実際にどのように効果を発揮するかは、オペレーティングシステムによります。 GNU/Linux の場合、 "use-coredump-filter" が無効となり、 "dump-excluded-mappings" が有効となります。
-o prefix
任意の引数 prefix を指定すると、コアダンプのファイル名を定める際のプレフィックスとして、その値が用いられます。 ファイル名は prefix.pid として構成されます。 この場合の pid は、 gcore が解析している実行プログラムのプロセス ID です。 これが指定されたなかった場合、 prefix のデフォルト値は gcore です。
 

関連項目

GDB の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。"info""gdb" の両プログラム、および GDB の Texinfo ドキュメントが適切にインストールされていれば、以下のコマンド

 info gdb

を実行して完全なマニュアルを参照できます。

Using GDB: A Guide to the GNU Source-Level Debugger, Richard M. Stallman and Roland H. Pesch, July 1991.  

著作権

Copyright (c) 1988-2022 Free Software Foundation, Inc.

Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.3 or any later version published by the Free Software Foundation; with the Invariant Sections being ``Free Software'' and ``Free Software Needs Free Documentation'', with the Front-Cover Texts being ``A GNU Manual,'' and with the Back-Cover Texts as in (a) below.

(a) FSF の裏表紙には、 以下の文章が記述されています: ``You are free to copy and modify this GNU Manual. Buying copies from GNU Press supports the FSF in developing GNU and promoting software freedom.''


 

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Time: 03:33:24 GMT, December 05, 2022