MAKEINFO

Section: User Commands (1)
Updated: February 2003
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名前

makeinfo - Texinfo 文書を変換する  

書式

makeinfo [OPTION]... TEXINFO-FILE...  

説明

Translate Texinfo source documentation to various other formats, by default Info files suitable for reading online with Emacs or standalone GNU Info.  

汎用オプション:

--error-limit=NUM
NUM 個のエラーが出ると終了します (デフォルトでは NUM は 100 です)。
--force
エラーが起こっても出力を保持します。
--help
このヘルプメッセージを表示して終了します。
--no-validate
ノードの相互参照の検証処理を省きます。
--no-warn
警告を出力しません (ただし、エラーは出力します)。
--reference-limit=NUM
NUM 個まで参照に関する警告を出します (デフォルトは 1000 です)。
-v, --verbose
現在何を処理しているかを表示します。
--version
バージョン情報を表示して終了します。
 

出力フォーマットの選択 (デフォルトは Info の生成):

--docbook
Info フォーマットではなく、 DocBook XML を出力します。
--html
Info フォーマットではなく、HTML を出力します。
--xml
Info フォーマットではなく、 Texinfo XML を出力します。
 

汎用的な出力オプション:

-E, --macro-expand FILE
output macro-expanded source to FILE. ignoring any @setfilename.
--no-headers
suppress node separators, Node: lines, and menus from Info output (thus producing plain text) or from HTML (thus producing shorter output); also, write to standard output by default.
--no-split
suppress splitting of Info or HTML output, generate only one output file.
--number-sections
出力に章、セクションなどの番号を含むようにします。
-o, --output=FILE
output to FILE (directory if split HTML),
 

Info とプレーンテキストに関するオプション:

--enable-encoding
output accented and special characters in Info output based on @documentencoding.
--fill-column=NUM
Info ファイルの行を NUM 文字目で折り返します (デフォルトでは 72 です)。
--footnote-style=STYLE
output footnotes in Info according to STYLE: `separate' to put them in their own node; `end' to put them at the end of the node
in which they are defined (default).
--paragraph-indent=VAL
Info の段落を VAL 文字だけスペースで字下げします (デフォルトは 3 です)。 VAL が `none' であるとき、字下げは行いません。 VAL が `asis' であるとき、現在存在する字下げ処理を保持します。
--split-size=NUM
split Info files at size NUM (default 50000).
 

入力ファイルオプション:

--commands-in-node-names
ノード名に @ コマンドを許可します。
-D VAR
変数 VAR を定義します。@set を使用した場合と同様です。
-I DIR
DIR を @include のサーチパスに加えます。
-P DIR
DIR を @include のサーチパスの先頭に置きます。
-U VAR
変数 VAR の定義を無効にします。@clear を使用した場合と同じです。
 

入力の条件付き処理:

--ifhtml
HTML を生成しないときでも、@ifhtml および @html テキストを 処理します。
--ifinfo
HTML を生成しないときでも、@ifinfo テキストを処理します。
--ifplaintext
プレーンテキストを生成しないときでも、@ifplaintext を処理します。
--iftex
@iftex および @tex を処理します。 --no-split オプションを暗に含んでいます。
--ifxml
@ifxml と @xml を処理します。
--no-ifhtml
@ifhtml および @html テキストを処理しません。
--no-ifinfo
@ifinfo テキストを処理しません。
--no-ifplaintext
@ifplaintext テキストを処理しません。
--no-iftex
@iftex および @tex テキストを処理しません。
--no-ifxml
@ifxml および @xml テキストを処理しません。
@if... 条件文に対するデフォルトの動作は、出力フォーマットに依存します : HTML を生成する場合、--ifhtml がオンになり、他はオフになります。 Info ファイルやプレーンテキストのファイルを生成する場合、--ifinfo が オンになり、他はオフになります。
 

使用例

makeinfo foo.texi
Info ファイルを foo の @setfilename で定義されているファイルへ書き出します。
makeinfo --html foo.texi
HTML ファイルを @setfilename で定義されているファイルへ書き出します。
makeinfo --xml foo.texi
Texinfo XML ファイルを @setfilename で定義されているファイルへ書き出します。
makeinfo --docbook foo.texi
DocBook XML ファイルを @setfilename で定義されているファイルへ書き出します。
makeinfo --no-headers foo.texi
プレーンテキストを標準出力に書き出します。
makeinfo --html --no-headers foo.texi write html without node lines, menus makeinfo --number-sections foo.texi write Info with numbered sections makeinfo --no-split foo.texi write one Info file however big
 

バグ報告

バグレポートは bug-texinfo@gnu.org へ電子メールで送ってください。 一般的な質問や議論は help-texinfo@gnu.org へお願いします。 Texinfo のホームページは http://www.gnu.org/software/texinfo/ です。  

著作権

Copyright © 2003 Free Software Foundation, Inc. There is NO warranty. You may redistribute this software under the terms of the GNU General Public License. For more information about these matters, see the files named COPYING.  

関連項目

makeinfo のドキュメント全体は、Texinfo マニュアルとして管理されています。 info および makeinfo プログラムがあなたのサイトで正しくインストールされていれば、
info makeinfo

で、完全なマニュアルを読めるでしょう。


 

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Time: 03:33:25 GMT, December 05, 2022