SOCKETPAIR
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2020-06-09
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名前
socketpair - 接続されたソケットのペアを作成する
書式
#include <sys/types.h> /* 「注意」参照 */
#include <sys/socket.h>
int socketpair(int domain, int type, int protocol, int
sv[2]);
説明
socketpair() は、指定されたドメイン domain に指定された種類 type
で名前のないソケットの接続されたペアを作成する。 protocol が指定されると、このプロトコルを用いる。 これらの引数の詳細は
socket(2) を参照のこと。
The file descriptors used in referencing the new sockets are returned in
sv[0] and sv[1]. The two sockets are indistinguishable.
返り値
On success, zero is returned. On error, -1 is returned, errno is set
appropriately, and sv is left unchanged
On Linux (and other systems), socketpair() does not modify sv on
failure. A requirement standardizing this behavior was added in
POSIX.1-2008 TC2.
エラー
- EAFNOSUPPORT
-
このマシンでは指定されたアドレスファミリーがサポートされていない。
- EFAULT
-
アドレス sv がこのプロセスで使えるアドレス空間を指定していない。
- EMFILE
-
1プロセスがオープンできるファイルディスクリプター数の上限に達した。
- ENFILE
-
オープンされたファイルの総数がシステム全体の上限に達していた。
- EOPNOTSUPP
-
指定されたプロトコルではソケットのペアの作成がサポートされていない。
- EPROTONOSUPPORT
-
このマシンでは指定されたプロトコルがサポートされていない。
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, 4.4BSD. socketpair() は 4.2BSD で登場した。一般に
(System V の変種を含めて) BSD のソケット層のクローンをサポートしている、BSD 以外のシステムと、 互いに移植性がある。
注意
On Linux, the only supported domains for this call are AF_UNIX (or
synonymously, AF_LOCAL) and AF_TIPC (since Linux 4.12).
Since Linux 2.6.27, socketpair() supports the SOCK_NONBLOCK and
SOCK_CLOEXEC flags in the type argument, as described in socket(2).
POSIX.1 では <sys/types.h> のインクルードは必須とされておらず、 Linux
ではこのヘッダーファイルは必要ではない。 しかし、歴史的には、いくつかの実装 (BSD 系) でこのヘッダーファイルが
必要であり、移植性が必要なアプリケーションではこのファイルを インクルードするのが賢明であろう。
関連項目
pipe(2), read(2), socket(2), write(2), socket(7), unix(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- エラー
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- 準拠
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- 注意
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- 関連項目
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- この文書について
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Time: 03:33:34 GMT, December 05, 2022