SGETMASK
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2020-08-13
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名前
sgetmask, ssetmask - シグナルマスクの操作 (廃止予定)
書式
long sgetmask(void);
long ssetmask(long newmask);
注: これらのシステムコールには、glibc のラッパー関数はない。「注意」の節を参照。
説明
これらのシステムコールは廃止予定であり、 「使用しないこと」。 代わりに sigprocmask(2) を使用すること。
sgetmask() は、呼び出し元プロセスのシグナルマスクを返す。
ssetmask() は、呼び出し元プロセスのシグナルマスクを newmask で指定された値に設定し、変更前のシグナルマスクを返す。
これら二つのシステムコールが扱うシグナルマスクは、 単純なビットマスクである (この点が sigprocmask(2) で使用される
sigset_t と異なる)。 これらのマスクを作成したり検査するには sigmask(3) を使用すること。
返り値
sgetmask() は常に成功し、シグナルマスクを返す。 ssetmask() は常に成功し、直前のシグナルマスクを返す。
エラー
これらのシステムコールは常に成功する。
バージョン
Linux 3.16 以降では、これらのシステムコールのサポートは任意となり、利用できるかはカーネルが
CONFIG_SGETMASK_SYSCALL オプションを有効にしてコンパイルされているかに依存する。
準拠
これらのシステムコールは Linux 固有である。
注意
glibc はこれらの古いシステムコールに対するラッパー関数を提供していない。 あまりないと思うが、これらを呼び出したい場合には
syscall(2) を使うこと。
これらのシステムコールは、 31 より大きいシグナル番号 (つまり、リアルタイムシグナル) を扱えない。
これらのシステムコールは x86-64 には存在しない。
SIGSTOP や SIGKILL をブロックすることはできない。
関連項目
sigprocmask(2), signal(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
Index
- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- エラー
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- バージョン
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- 準拠
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- 注意
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- 関連項目
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- この文書について
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Time: 03:33:34 GMT, December 05, 2022