SYSFS

Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2020-06-09
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名前

sysfs - ファイルシステム (file system) の情報を取得する  

書式

int sysfs(int option, const char *fsname);

int sysfs(int option, unsigned int fs_index, char *buf);

int sysfs(int option);  

説明

Note: if you are looking for information about the sysfs filesystem that is normally mounted at /sys, see sysfs(5).

(廃止予定の) sysfs() システムコールは、現在カーネル (kernel) に存在しているファイルシステムの型 (type) 情報を返す。 それぞれの sysfs() コールの形式と返される情報は option に依存しており、それは:

1
ファイルシステム識別文字列 (identifier string) fsname をファイルシステムの型インデックス (type index) に翻訳する。
2
ファイルシステムの型インデックス fs_index をヌル終端されたファイルシステム識別文字列に翻訳する。 この文字列は buf で指定されたバッファーへ書き込まれる。 buf に文字列を入れるだけの十分な容量があることを確かめること。
3
現在カーネルに存在するファイルシステム型の数の合計を返す。

ファイルシステムの型インデックスの数はゼロから始まる。  

返り値

成功した場合 sysfs() は、 オプション 1 では ファイルシステムのインデックスを返す。 オプション 2 ではゼロを返す。 オプション 3 は現在設定されているファイルシステムの数を返す。 エラーの場合は、-1 が返され、 errno が適切に設定される。  

エラー

EFAULT
fsnamebuf のどちらかがアクセス可能なアドレス空間の外にある。
EINVAL
fsname が正しいファイルシステムの型識別子ではない; fs_index が範囲の外にある; option が正しくない。
 

準拠

SVr4.  

注意

この System-V 由来のシステムコールは廃止予定 (obsolete) であり、 使用しないこと。 /proc が利用できるシステムでは、同じ情報が /proc 経由で取得でき、このインターフェースを使用すること。  

バグ

libc または glibc のサポートは存在しない。 buf の大きさがどれだけ必要かを推測する方法がない。  

関連項目

proc(5), sysfs(5)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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Time: 03:33:35 GMT, December 05, 2022