VM86
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2009-02-20
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名前
vm86old, vm86 - 仮想 8086 モードへ移行する
書式
#include <sys/vm86.h>
int vm86old(struct vm86_struct *info);
int vm86(unsigned long fn, struct vm86plus_struct *v86);
説明
vm86() システムコールは Linux 0.97p2 で導入された。 これは Linux 2.1.15 と 2.0.28 で
vm86old() に名前が変更され、 新しい vm86() が導入された。 struct vm86_struct の定義は
1.1.8 と 1.1.9 で変更された。
これらのコールによってプロセスは VM86 モード (Intel の文書では仮想 8086 モード) へと移行する。 これらのコールは
dosemu で使用される。
VM86 モードはプロテクトモードタスクにおける リアルモードのエミュレーションである。
返り値
成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は -1 が返され、 errno が適切に設定される。
エラー
- EFAULT
-
この返り値は i386 固有のものであり、 ユーザー空間のデータを取得する際に問題があったことを示す。
- ENOSYS
-
この返り値は、このコールが現在のアーキテクチャーで実装されていないことを示す。
- EPERM
-
保存されたカーネルスタックが既に存在している。(これはカーネルが通常の 状態であるかをチェックしている。保存されたスタックは vm86 モードで
しか存在しない。)
準拠
この関数は 32 ビット Intel プロセッサ上の Linux 特有の関数であり、 移植を意図したプログラムでは使用すべきでない。
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- エラー
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- 準拠
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- この文書について
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