__SETFPUCW
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
Index
JM Home Page
roff page
名前
__setfpucw - i386 アーキテクチャーにおける FPU のコントロールワードの設定 (obsolete)
書式
#include <i386/fpu_control.h>
void __setfpucw(unsigned short control_word);
説明
__setfpucw() は、i386アーキテクチャーにおいて control_word を FPU (floating-point
unit) のレジスターに転送する。 これは浮動小数点演算の精度、丸め方、 および浮動小数点例外を制御するのに使われる。
準拠
この関数は非標準で GNU 拡張である。
注意
glibc 2.1 以降では、この関数は存在しない。 新たな関数群が C99 から導入された。これらのプロトタイプは
<fenv.h> に置かれている。 FPU の丸めモードの制御には fegetround(3),
fesetround(3) などが、浮動小数点関連の環境には fegetenv(3), feholdexcept(3),
fesetenv(3), feupdateenv(3) などが、 FPU 例外処理には feclearexcept(3),
fegetexceptflag(3), feraiseexcept(3), fesetexceptflag(3),
fetestexcept(3) などが導入された。
FPU のコントロールワードへどうしても直接アクセスする必要がある場合には、 <fpu_control.h> の
_FPU_GETCW マクロと _FPU_SETCW マクロを用いることは可能である。
例
__setfpucw(0x1372)
Set FPU control word on the i386 architecture to
- extended precision
- rounding to nearest
- exceptions on overflow, zero divide and NaN
関連項目
feclearexcept(3)
<fpu_control.h>
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 例
-
- 関連項目
-
- この文書について
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 03:33:26 GMT, December 05, 2022