CLOG10

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前

clog10, clog10f, clog10l - 底が 10 の複素数の対数  

書式

#define _GNU_SOURCE /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <complex.h>

double complex clog10(double complex z);
float complex clog10f(float complex z);
long double complex clog10l(long double complex z);

-lm でリンクする。  

説明

clog10(z) の呼び出しは以下と等価である。


    clog(z)/log(10)

また、以下とも等価である。


    log10(cabs(c)) + I * carg(c) / log(10)

他の関数は同じ機能を持つ float 版と long double 版である。

z として 0 に近い値を入れると、オーバーフローを起こすため、 注意が必要である。  

バージョン

これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース属性
clog10(), clog10f(), clog10l() Thread safetyMT-Safe
 

準拠

これらの関数は GNU による拡張である。これらの名前は C99 と C11 で今後のために予約されている。  

関連項目

cabs(3), cexp(3), clog(3), clog2(3), complex(7)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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Time: 03:33:27 GMT, December 05, 2022