FFS

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-11-01
Index JM Home Page roff page
 

名前

ffs, ffsl, ffsll - ワードの中で最初にセットされているビットの検出  

書式

#include <strings.h>

int ffs(int i);

#include <string.h>

int ffsl(long i);

int ffsll(long long i);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

ffs():

glibc 2.10 以降:

    _XOPEN_SOURCE >= 700
    || ! (_POSIX_C_SOURCE >= 200809L)
    || /* Glibc since 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
    || /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
glibc 2.10 より前:
なし

ffsl(), ffsll():

glibc 2.27 以降:

    _DEFAULT_SOURCE
glibc 2.27 より前:

    _GNU_SOURCE
 

説明

ffs() 関数は、ワード i の中で最初にセットされている (最下位)ビットの位置を返す。 最下位ビットの位置は 1、最上位ビットの位置は例えば 32 や 64 である。 ffsll() 関数と ffsl() 関数も同様だが、 異なったサイズの引数をとる。  

返り値

これらの関数は、最初にセットされているビットの位置を返し、 i のどのビットもセットされていなければ 0 を返す。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース属性
ffs(), ffsl(), ffsll() Thread safetyMT-Safe
 

準拠

ffs(): POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, 4.3BSD.

関数 ffsl() と ffsll() は glibc による拡張である。  

注意

BSD システムでは <string.h> にプロトタイプがある。  

関連項目

memchr(3)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

Index

名前
書式
説明
返り値
属性
準拠
注意
関連項目
この文書について

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 03:33:29 GMT, December 05, 2022