DIV
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
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名前
div, ldiv, lldiv, imaxdiv - integer 型の割算の商と余りを計算する
書式
#include <stdlib.h>
div_t div(int numerator, int denominator);
ldiv_t ldiv(long numerator, long denominator);
lldiv_t lldiv(long long numerator, long long denominator);
#include <inttypes.h>
imaxdiv_t imaxdiv(intmax_t numerator, intmax_t denominator);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
lldiv():
-
_ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L
説明
div() 関数は numerator/denominator の値を計算する。 商と余りは、 quot (商) と
rem (余り) という名前の 2 つの integer 型メンバを含む div_t という構造体の中に返される
(メンバの順番は不定である)。 商は 0 に近い方に丸められる。 結果は quot*denominator+rem =
numerator を満たす。
ldiv(), lldiv(), imaxdiv() 関数は同様な動作をし、
上に示した型の数値を割算して、上に示した名前の構造体に結果を返す。 どの場合でもフィールド quot と rem は、
関数の引数と同じ型である。
返り値
div_t (などの) 構造体。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値
|
div(),
ldiv(),
lldiv(),
imaxdiv()
| Thread safety | MT-Safe
|
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C89, C99, SVr4, 4.3BSD. 関数 lldiv() と
imaxdiv() は C99 に追加された。
例
以下の式を計算すると、
div_t q = div(-5, 3);
q.quot と q.rem はそれぞれ -1 と -2 になる。
関連項目
abs(3), remainder(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 属性
-
- 準拠
-
- 例
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- 関連項目
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- この文書について
-
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Time: 03:33:28 GMT, December 05, 2022