LSEARCH
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前
lfind, lsearch - 配列を線形検索する
書式
#include <search.h>
void *lfind(const void *key, const void *base, size_t *nmemb,
size_t size, int(*compar)(const void *, const void *));
void *lsearch(const void *key, void *base, size_t *nmemb,
size_t size, int(*compar)(const void *, const void *));
説明
lfind() と lsearch() は、 size バイトの要素 *nmemb 個からなる配列 base から、
key を線形検索する。比較を行うのは compar が参照している関数で、 これは 2つの引数を持ち、1つめの引数が key
を、2つめの引数は配列メンバーを指す。また compar は、 key が配列のメンバーとマッチしたなら 0、そうでなければ 0
以外を返すことが期待されている。
lsearch() は、マッチする要素を見つけられなかったとき、 配列の最後に key をつけ加える。そして *nmemb を 1
ふやす。 したがって、この関数を使用する際には、マッチする要素が存在するか、 もしくは配列に要素を追加するための領域があるか、を把握しておく必要がある。
返り値
lfind() の返り値は、配列のマッチしたメンバーへのポインターである。 もしマッチするメンバーが見つからないと NULL を返す。
lsearch() の返り値も、配列のマッチしたメンバーへのポインターである。 マッチするメンバーが見つからなかったときは、
新たにつけ加えたメンバーへのポインターを返す。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値
|
lfind(),
lsearch()
| Thread safety | MT-Safe
|
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, SVr4, 4.3BSD. libc には libc-4.6.27 以降で実装されている。
バグ
関数の名前の選び方がよくない。
関連項目
bsearch(3), hsearch(3), tsearch(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- 属性
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- 準拠
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- バグ
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- 関連項目
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- この文書について
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