SCHED_GETCPU

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前

sched_getcpu - 呼び出したスレッドが実行されている CPU を知る  

書式

#include <sched.h>

int sched_getcpu(void);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

sched_getcpu():

glibc 2.14 以降:
_GNU_SOURCE
glibc 2.14 より前:
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
    /* _GNU_SOURCE も定義される */
 

説明

sched_getcpu() は、呼び出したスレッドが現在実行されている CPU の番号を返す。  

返り値

成功すると、 sched_getcpu() は非負の CPU 番号を返す。 エラーの場合、-1 を返し、 errno にエラーを示す値を設定する。  

エラー

ENOSYS
このカーネルでは getcpu(2) が実装されていない。
 

バージョン

この関数は glibc 2.6 以降で利用可能である。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース属性
sched_getcpu() Thread safetyMT-Safe
 

準拠

sched_getcpu() は glibc 固有である。  

注意

呼び出し

cpu = sched_getcpu();

は、以下の getcpu(2) 呼び出しと等価である。

int c, s; s = getcpu(&c, NULL, NULL); cpu = (s == -1) ? s : c;  

関連項目

getcpu(2), sched(7)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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Time: 03:33:33 GMT, December 05, 2022