#include <monetary.h> ssize_t strfmon(char *s, size_t max, const char *format, ...); ssize_t strfmon_l(char *s, size_t max, locale_t locale, const char *format, ...);
The strfmon_l() function performs the same task, but uses the locale specified by locale. The behavior of strfmon_l() is undefined if locale is the special locale object LC_GLOBAL_LOCALE (see duplocale(3)) or is not a valid locale object handle.
format 中の通常の文字は、変換されずにそのまま s にコピーされる。変換指定は '%' 文字で始まる。 この直後には、以下のフラグを 0 個以上続けることができる。
次の位置には、フィールドの幅を指定できる。 10 進の数値文字列で、フィールドの最小幅をバイト単位で指定する。 デフォルトは 0。 結果がこの幅よりも狭くなった場合には、 不足分がスペースで埋められる (左詰めフラグが指定されていなければ左側が埋められる)。
次の位置には、"#" に 10 進数値文字列を続けた形式で、 左精度 (left precision) を指定できる。 通貨の基数点 (radix) より左側の数値の桁数がこの指定より小さい場合は、 数値埋め文字で左側が埋められる。 このフィールド幅の指定では、グループ化文字はカウントされない。
次の位置には、"." に 10 進数値文字列を続けた形式で、 右精度 (right precision) を指定できる。 整形される数値は、整形前にこの桁数に丸められる。 デフォルトではカレントロケールの frac_digits と int_frac_digits の指定を用いる。 右精度が 0 の場合は、基数点文字 (radix character) は印字されない (ここでの基数点文字は LC_MONETARY で定義されており、 LC_NUMERIC の指定とは異なっていてもよい)。
最後に、変換指定は変換文字 (conversion character) で終了しなければならない。 変換文字には以下の 3 つがある。
インターフェース | 属性 | 値 |
strfmon() | Thread safety | MT-Safe locale |
strfmon_l() | Thread safety | MT-Safe |
strfmon(buf, sizeof(buf), "[%^=*#6n] [%=*#6i]",
1234.567, 1234.567);
は、オランダのロケールでは以下のような出力になる。
[€ **1234,57] [EUR **1 234,57]
in the nl_NL locale. The de_DE, de_CH, en_AU, and en_GB locales yield
[ **1234,57 €] [ **1.234,57 EUR] [ Fr. **1234.57] [ CHF **1'234.57] [ $**1234.57] [ AUD**1,234.57] [ £**1234.57] [ GBP**1,234.57]