UNLOCKPT
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-07-13
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名前
unlockpt - 擬似端末マスタ/スレーブのペアのロックを解除する
 
書式
#define _XOPEN_SOURCE
#include <stdlib.h>
int unlockpt(int fd);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7)  参照):
unlockpt():
- 
glibc 2.24 以降:
 _XOPEN_SOURCE >= 500 ||
 (_XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED)
 glibc 2.23 以前:
 _XOPEN_SOURCE
説明
unlockpt() 関数はファイルディスクリプター fd で参照されるマスタ擬似端末に対応するスレーブ擬似端末のロックを解除する。
擬似端末のスレーブ側をオープンする前に、 unlockpt()  を呼び出す必要がある。
 
返り値
成功した場合、 unlockpt()  は 0 を返す。そうでない場合、-1 を返し、 errno に適切な値がセットされる。
 
エラー
- EBADF
- 
引数 fd が書き込み用にオープンされたファイルディスクリプターでない。
- EINVAL
- 
引数 fd がマスタ擬似端末に対応するものではない。
バージョン
unlockpt()  は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
 
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
| インターフェース | 属性 | 値 
 | 
| unlockpt() | Thread safety | MT-Safe 
 | 
 
準拠
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
 
関連項目
grantpt(3), posix_openpt(3), ptsname(3), pts(4), pty(7)
 
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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- 名前
- 
- 書式
- 
- 説明
- 
- 返り値
- 
- エラー
- 
- バージョン
- 
- 属性
- 
- 準拠
- 
- 関連項目
- 
- この文書について
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