USELOCALE
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
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名前
setlocale - 現在のスレッドのロケール (locale) を設定/取得する
書式
#include <locale.h>
locale_t uselocale(locale_t newloc);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
uselocale():
-
- glibc 2.10 以降:
-
_XOPEN_SOURCE >= 700
- glibc 2.10 より前:
-
_GNU_SOURCE
説明
uselocale() 関数は呼び出し元スレッドの現在のロケールを設定し、 そのスレッドの現在のロケールの直前の値を返す。
uselocale() の呼び出しが成功した後は、 ロケールに依存する関数のこのスレッドによる呼び出しは newloc
で設定されたロケールで動作する。
newloc 引数には以下の値のいずれかを指定できる。
- newlocale(3) か duplocale(3) の呼び出しで返されたハンドル
-
呼び出し元スレッドの現在のロケールを指定したロケールに設定する。
- 特別な値のロケールオブジェクトハンドル LC_GLOBAL_LOCALE
-
呼び出し元スレッドの現在のロケールを setlocale(3) で決定されるグローバルロケールに設定する。
- (locale_t) 0
-
呼び出し元スレッドの現在のロケールは変更されないままである (関数呼び出しの結果として現在のロケールが返される)。
返り値
On success, uselocale() returns the locale handle that was set by the
previous call to uselocale() in this thread, or LC_GLOBAL_LOCALE if
there was no such previous call. On error, it returns (locale_t) 0, and
sets errno to indicate the cause of the error.
エラー
- EINVAL
-
newloc が有効なロケールオブジェクトを参照していない。
バージョン
uselocale() 関数は GNU C ライブラリのバージョン 2.3 で初めて登場した。
準拠
POSIX.1-2008.
注意
setlocale(3) と異なり、 uselocale() では特定のロケールカテゴリーだけを指定して置き換えることはできない。
いくつかのカテゴリーだけで現在のロケールとは異なるカテゴリーを利用するには、 duplocale(3) と newlocale(3)
を呼び出して、 現在のロケールと等価なロケールオブジェクトを取得し、 そのオブジェクトの所望のカテゴリーを変更する必要がある。
例
newlocale(3) と duplocale(3) を参照。
関連項目
locale(1), duplocale(3), freelocale(3), newlocale(3),
setlocale(3), locale(5), locale(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- バージョン
-
- 準拠
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- 注意
-
- 例
-
- 関連項目
-
- この文書について
-
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Time: 03:33:35 GMT, December 05, 2022