CAT
Section: User Commands (1)
Updated: 7 October 2002
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名前
cat - ファイルを連結して出力する
書式
cat
[-benstuvABET] [--binary] [--number] [--number-nonblank]
[--show-all] [--show-ends] [--show-nonprinting]
[--show-tabs] [--squeeze-blank] [FILE...]
cat [--help] [--version]
説明
cat
は指定したファイルそれぞれの内容を標準出力へ書き出す。
FILE
が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また
FILE
が
`-'
だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
オプション
- -b, --number-nonblank
-
空白でない行に番号を付ける。初めの行を1行目とする。
- -e
-
`-vE' と同じ。
- -n, --number
-
すべての行に番号を付ける。初めの行を 1行目とする。
- -s, --squeeze-blank
-
連続した空白行を、1つの空白行にまとめる。
- -t
-
`-vT' と同じ。
- -u
-
何もしない。 Unix との互換性のために存在する。
- -v, --show-nonprinting
-
<LFD> と <TAB> とを除く制御文字を `^' 表記を使って表示する。
高位ビットがセットされている文字は、前に `M-' を置いて表わす。
- -A, --show-all
-
`-vET' と同じ。
- -B, --binary
-
DOS プラットフォームのみ。ファイルの読み書きをバイナリモードで行う。
バイナリ/テキストモードについては以下の記述を参照のこと。
- -E, --show-ends
-
各行の最後に
`$'
を表示する。
- -T, --show-tabs
-
<TAB> 文字を `^I' と表示する。
- --help
-
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- --version
-
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
DOS の テキスト/バイナリ モード
cat
はデフォルトではテキストモードを用い、
標準出力がファイルまたはパイプにリダイレクトされたときには
バイナリモードを用いる。
この振舞いはオプションによって変更でき、
--binary や --show-nonprinting
を指定すればバイナリモードに、
--number-blank や --show-ends や --number
を指定すればテキストモードになる。
テキストモードでは文字変換が行われる (例えば <CR> を <CR><LF> へ、など)。
したがって cat を使ったファイルコピーには適さない。
オリジナルの内容を保存しないからである。
注意
プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。
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- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- DOS の テキスト/バイナリ モード
-
- 注意
-
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