MAKEWHATIS
Section: Maintenance Commands (8)
Updated: September 19, 2005
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名前
makewhatis - whatis データベースを生成する
書式
makewhatis [-u] [-v] [-s sections ] [-w] [manpath] [-c
[catpath]]
説明
makewhatis は manpath 中の sections にある全てのマニュアルページや、 catpath 中の
sections にある全ての整形済みページを読み込む。 それぞれのページに対し、 makewhatis は一行の情報を whatis
データベースに書き込む。 各行にはページの名前と簡単な説明が、ダッシュ (-) で区切られたかたちで 記述される。説明はマニュアルページの NAME
(名前・名称) セクション の内容から抽出される。
言語によって NAME セクションの見出しに使う用語が異なっている。 そこで makewhatis は英語の NAME
に相当する、チェコ語、イタリア語、フィンランド語、フランス語、 ドイツ語、スペイン語の単語を認識するようになっている。 (訳注: JM
にある日本語パッチを当てた makewhatis は、 日本語のタイトルに対応しています。)
manpath 引数が指定されなければ、デフォルトの /usr/man を用いる。
オプション
- -u
-
データベースを新しいページの情報で更新する。
- -v
-
饒舌な出力をする。
- -w
-
manpath を `man --path` で得られる値にする。
- -s sections
-
manpath または catpath の sections を見る。 このオプションを省略すると、MANSECT
環境変数が用いられる。 MANSECT 環境変数も設定されていない場合は、man.conf にある MANSECT の 設定が用いられる。
- -c catpath
-
catpath に置かれた整形済みのマニュアルページをスキャンする。 このオプションの引数を省略すると、
/usr/man/preformat と /usr/man のうち、存在する最初のディレクトリを引数に指定したとみなされる。
例
/usr/X11R6/man/whatis と /usr/local/man/whatis だけを再構築する。
-
makewhatis /usr/X11R6/man /usr/local/man
フィンランド語、フランス語、イタリア語の翻訳を含め、 全てのデータベースを再構築する。
-
LANGUAGE=fi:fr:it makewhatis -w
バグ
makewhatis は、マニュアルページが、 Tcl/Tk のそれのように、 標準的ではない troff
マクロで記述されていると、そうしたページを あまり上手に処理できないかもしれない。
makewhatis は翻訳版の整形済みページを処理できない。
作者
man パッケージの原作者は John W. Eaton である。 Zeyd M. Ben-Halim が man 1.2
をリリースし、引き続いて Andries Brouwer が versions 1.3 から 1.5p までをリリースした。 現在のメンテナーは
Federico Lucifredi <flucifredi@acm.org> である。
関連項目
apropos(1), man(1), whatis(1)
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- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- 例
-
- バグ
-
- 作者
-
- 関連項目
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