rpc.nfsd

Section: Maintenance Commands (8)
Updated: 31 May 1999
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名前

rpc.nfsd - NFS サーバープロセス  

書式

/usr/sbin/rpc.nfsd [-p port] nproc  

説明

rpc.nfsd プログラムは NFS サービスのユーザーレベル部分を実装している。 主な機能は nfsd.o カーネルモジュールで処理される。 ユーザー空間プログラムは単に指定された番号の カーネルスレッドを開始するだけである。

NFS クライアントからのマウント要求を満たすために必要なサービスは rpc.mountd サーバーが提供する。  

オプション

-p port
NFS リクエストを待ち受けるポートを通常とは異なるものにする。 デフォルトでは rpc.nfsd は 2049 番ポートで待ち受ける。
nproc
NFS サーバースレッドの数を指定する。 デフォルトでは 1 つのスレッドしか起動しない。 しかし、性能を最適化するためには複数のスレッドを使うべきである。 どのくらいにすればよいかは NFS クライアントの数とそれらによる負荷に依存するが、 最初は 8 スレッドくらいがよいだろう。 スレッド数を変更したときの効果は nfsstat(8) プログラムを使ってチェックできる。
 

関連項目

rpc.mountd(8), exportfs(8), rpc.rquotad(8), nfsstat(8).  

著者

Olaf Kirch, Bill Hawes, H. J. Lu, G. Allan Morris III, その他の人々。


 

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