SETPNP
Section: Maintenance Commands (8)
Updated: 2000/06/12 21:24:49
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名前
setpnp - Plug & Play BIOS のデバイスリソースを変更する
書式
setpnp
[-b]
device resource...
setpnp
[-b]
device {on|off}
説明
このユーティリティは、 Plug & Play BIOS デバイスノードの
システムリソース情報を更新する。デバイスは 2 桁 16 進の
ノード番号によって指定する。
1 番目の形式では、リソースのリストはコマンドラインから与えられる。
あるいは、デバイスを単に on (ブート時の設定にリセットする) にしたり
off (全てのリソースを無効にする) にすることもできる。
リソースの型は 4 つある。 "io", "mem", "irq", "dma" である。
リソースリストは、リソース型とその値をスペースで区切ったペアからなる。
一つのリソース型に複数の値を与えるときはコンマで区切る。
値は単一の値のこともあるし、
ダッシュ ("-") で区切られた範囲のこともある。
例を示す。
-
setpnp 0d io 0x2f8-0x2ff irq 3
setpnp 12 io 0x350-0x35f,0x2f8-0x2ff irq 3 irq 10
型の並び順は重要ではない。しかし同じ型に 2 つ以上の指定がなされたときは、
それらの間の並び順が重要となる。
Plug & Play BIOS は不正な設定を拒否するが、
setpnp
はなぜその設定が拒否されたかを調べようとはしない。
デフォルトでは、現在の (動的な) デバイス設定情報が修正される。
-b
オプションを用いると、デバイスのブート時 (静的) 情報を更新できる。
デバイスによっては次回のブート時でないと再設定できないかもしれない。
このコマンドを誤って用いると、正しく動作しているシステムデバイスを
無効にしてしまい、システムをブート不能にしてしまうかもしれない。
オプション
- -b
-
ブートモード: デバイスのリソース情報を更新し、
これが次回のブートで (現在のリソース情報の代わりに) 使われることになる。
ファイル
- /proc/bus/pnp/...
-
Plug & Play BIOS デバイスサービスのカーネルインターフェース
著者
David Hinds - dahinds@users.sourceforge.net
関連項目
lspnp(8)
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