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.TH CHGRP "1" "2021年5月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
chgrp \- グループの所有権を変更する
.SH 書式
.B chgrp
[\fI\,OPTION\/\fR]... \fI\,GROUP FILE\/\fR...
.br
.B chgrp
[\fI\,OPTION\/\fR]... \fI\,--reference=RFILE FILE\/\fR...
.SH 説明
.\" Add any additional description here
.PP
各ファイルのグループを GROUP に変更します。
\fB\-\-reference\fR を指定した場合は、各ファイルのグループを RFILE のグループに変更
します。
.TP
\fB\-c\fR, \fB\-\-changes\fR
verbose モードと同様だが、変更が行われた場合にのみ出力する
.TP
\fB\-f\fR, \fB\-\-silent\fR, \fB\-\-quiet\fR
ほとんどのエラーメッセージの出力を抑制する
.TP
\fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR
処理した各ファイルについて診断メッセージを出力する
.TP
\fB\-\-dereference\fR
シンボリックリンク自身ではなく、シンボリックリンクの
参照先に対して操作を行う (これがデフォルトの動作)
.TP
\fB\-h\fR, \fB\-\-no\-dereference\fR
参照先のファイルではなくシンボリックリンクに適用する
(意味があるのは、シンボリックリンクの所有権を変更
できるシステムの場合だけである)
.TP
\fB\-\-no\-preserve\-root\fR
\&'/' を特別扱いしない (デフォルト)
.TP
\fB\-\-preserve\-root\fR
\&'/' に対する再帰的な操作を失敗させる
.TP
\fB\-\-reference\fR=\fI\,RFILE\/\fR
GROUP の値を指定するのではなく RFILE のグループを
使用する
.TP
\fB\-R\fR, \fB\-\-recursive\fR
ファイルとディレクトリを再帰的に操作する
.PP
以下のオプションを使うと、\-R オプションが併せて指定されたときにどのように
階層を辿るかの動作を変更できます。複数のオプションが指定された場合は、
最後に指定されたオプションだけが有効になります。
.TP
\fB\-H\fR
コマンドライン引数がディレクトリに対するシンボ
リックリンクの場合に、リンクを辿る
.TP
\fB\-L\fR
ディレクトリに対するシンボリックリンクに遭遇した
時には、そのリンクを全て辿る
.TP
\fB\-P\fR
シンボリックリンクを一切辿らない (デフォルト)
.TP
\fB\-\-help\fR
使い方を表示して終了する
.TP
\fB\-\-version\fR
バージョン情報を表示して終了する
.SH 例
.TP
chgrp staff /u
/u のグループを "staff" に変更する。
.TP
chgrp \-hR staff /u
/u とその配下のファイルのグループを "staff" に変更する。
.PP
GNU coreutils のオンラインヘルプ:
翻訳に関するバグは に連絡してください。
詳細な文書
(ローカルでは info '(coreutils) chgrp invocation' で参照可能)。
.SH 作者
作者 David MacKenzie および Jim Meyering。
.SH 著作権
Copyright \(co 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later .
.br
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
.SH 関連項目
chown(1), chown(2)
.PP
.B chgrp
の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
.B info
および
.B chgrp
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
.IP
.B info chgrp
.PP
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。