.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Tanoshima Hidetohsi .\" all rights reserved. .\" Translated Jan 31, 1997 .\" by Tanoshima Hidetoshi .\" Updated Fri Apr 13 14:26:13 JST 2001 .\" by Asakawa Satoshi .\" .\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.5.1.2. .TH INSTALL 1 "November 1998" "GNU fileutils 4.0" "FSF" .SH 名前 install \- ファイルをコピーし属性を設定する .SH 書式 .B install [\fIオプション\fR]...\fI SOURCE DEST\fR (第一形式) .br .B install [\fIオプション\fR]...\fI SOURCE\fR...\fI DIRECTORY\fR (第二形式) .br .B install \fI-d \fR[\fIオプション\fR]...\fI DIRECTORY\fR...\fI\fR (第三形式) .SH 説明 .PP .\" Add any additional description here .PP 最初の二つの形式では、SOURCEファイルをDESTファイルへ、 もしくは、複数のSOURCEファイルをDIRECTORYディレクトリ下へコピーし、 アクセス権および所有者/グループを設定する。 三番目の形式では、指定されたDIRECTORYディレクトリを (親ディレクトリが存在しなければそれも含めて)生成する。 .TP \fB\-b\fR, \fB\-\-backup\fR 変更前にバックアップを作成する。 .TP \fB\-c\fR 無視する。 .TP \fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR 全ての引数をディレクトリ名とみなし、 指定されたディレクトリを(親ディレクトリが存在しなければそれも含めて)生成する。 .TP \fB\-D\fR DESTファイルにコピーするために必要な全ディレクトリ構造を (それがない場合は)前もって作成する。 それから、SOURCEファイルをDESTファイルへコピーする。 第一形式の場合に便利である。 .TP \fB\-g\fR, \fB\-\-group\fR=\fIGROUP\fR グループ所有権を設定する。デフォルトではプロセスが属する現在のグループ。 .TP \fB\-m\fR, \fB\-\-mode\fR=\fIMODE\fR (chmodと同様な形式で)アクセス権を設定する。デフォルトではrwxr-xr-x。 .TP \fB\-o\fR, \fB\-\-owner\fR=\fIOWNER\fR 所有者を設定する。(但し、スーパーユーザのみ。) .TP \fB\-p\fR, \fB\-\-preserve\-timestamps\fR コピー先ファイルの最終アクセス時刻と最終修正時刻をSOURCEファイルと合わせる。 .TP \fB\-s\fR, \fB\-\-strip\fR シンボルテーブルを切り捨てる。但し、第一形式および第二形式の場合のみ。 .TP \fB\-S\fR, \fB\-\-suffix\fR=\fISUFFIX\fR バックアップファイルを作る際の添字を指定する。 .TP \fB\-\-verbose\fR ディレクトリを作成するたびに、その名前を表示する。 .TP \fB\-V\fR, \fB\-\-version\-control\fR=\fIWORD\fR バックアップファイルの命名方法を指定する。 .TP \fB\-\-help\fR 使用方法を表示して正常終了する。 .TP \fB\-\-version\fR バージョン情報を出力して正常終了する。 .PP 環境変数SIMPLE_BACKUP_SUFFIXが設定されていない場合、 バックアップファイルを作る際の添字は ~ である。 バックアップファイルの命名方法は、環境変数VERSION_CONTROLで指定する。 指定する値は以下の通り。 .TP t, numbered 番号の拡張子を持つバックアップを作成する。 .TP nil, existing 番号の拡張子を持つバックアップがすでにある場合には、 番号の拡張子を持つバックアップを、 そうでない場合には単純なバックアップを作成する。 .TP never, simple 常に単純なバックアップを作成する。 .SH バグレポート バグレポートはへ。 .SH 関連項目 .B install の完全なドキュメントはinfoマニュアルとしてメンテナンスされている。 .B info と .B install が正しくインストールされていれば、次のコマンド .IP .B info install .PP で完全なマニュアルを参照することができる。