.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Tanoshima Hidetohsi
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.\"         by Tanoshima Hidetoshi <tano@sainet.or.jp>
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.TH MV 1 "November 1998" "GNU fileutils 4.0" "FSF"
.SH NAME
.SH 名前
mv \- ファイルを移動する(ファイル名を変更する)
.SH 書式
.B mv
[\fIオプション\fR]...\fI SOURCE DEST\fR
.br
.B mv
[\fIオプション\fR]...\fI SOURCE\fR...\fI DIRECTORY\fR
.SH 説明
.PP
.\" Add any additional description here
.PP
ファイル名をSOURCEからDESTへ変更する。
または、ファイル(SOURCE)をディレクトリ(DIRECTORY)下へ移動する。
.TP
\fB\-b\fR, \fB\-\-backup\fR
変更前にバックアップを作成する。
.TP
\fB\-f\fR, \fB\-\-force\fR
移動先が存在する場合、確認を求めずに削除する。
.TP
\fB\-i\fR, \fB\-\-interactive\fR
上書きする前に確認を求める。
.TP
\fB\-S\fR, \fB\-\-suffix\fR=\fISUFFIX\fR
バックアップファイルを作る際の添字を指定する。
.TP
\fB\-u\fR, \fB\-\-update\fR
ディレクトリ以外のファイルの移動で、移動先ファイルが既に存在し、
その修正時刻が移動元と同じかより新しい場合、移動を行わない。
.TP
\fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR
実行した内容を表示する。
.TP
\fB\-V\fR, \fB\-\-version\-control\fR=\fIWORD\fR
バックアップファイルの命名方法を指定する。
.TP
\fB\-\-help\fR
使用方法を表示して正常終了する。
.TP
\fB\-\-version\fR
バージョン情報を出力して正常終了する。
.PP
環境変数SIMPLE_BACKUP_SUFFIXが設定されていない場合、
バックアップファイルを作る際の添字は ~ である。
バックアップファイルの命名方法は、環境変数VERSION_CONTROLで指定する。
指定する値は以下の通り。
.TP
t, numbered
番号の拡張子を持つバックアップを作成する。
.TP
nil, existing
番号の拡張子を持つバックアップが既にある場合には、
番号の拡張子を持つバックアップを、
そうでない場合には単純なバックアップを作成する。
.TP
never, simple
常に単純なバックアップを作成する。
.SH バグレポート
バグレポートは<bug-fileutils@gnu.org>へ。
.SH 関連項目
.B mv
の完全なドキュメントはinfoマニュアルとしてメンテナンスされている。
.B info
と
.B mv
が正しくインストールされていれば、次のコマンド
.IP
.B info mv
.PP
で完全なマニュアルを参照することができる。