.\" Copyright Andries Brouwer, Ragnar Hojland Espinosa and A. Wik, 1998. .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 1999 Kazuyuki Tanisako .\" all rights reserved. .\" Translated Tue May 9 02:00 JST 1999 .\" by Kazuyuki Tanisako .\" .\" This file may be copied under the conditions described .\" in the LDP GENERAL PUBLIC LICENSE, Version 1, September 1998 .\" that should have been distributed together with this file. ,\" .\"WORD: options オプション .\"WORD: shortest form 簡略形式 .\" .TH RMDIR 1 "17 November 1998" "GNU fileutils 4.0" .SH "名前" rmdir \- 空のディレクトリを削除する .SH "書式" .BI "rmdir [" オプション "] " directory... .sp POSIX オプション: .B "[\-p]" .sp GNU オプション (簡略形式): .B [\-p] [\-\-ignore\-fail\-on\-non\-empty] [\-\-verbose] .B "[\-\-help] [\-\-version] [\-\-]" .SH "説明" .B rmdir コマンドは空のディレクトリを削除する。 .PP 引数に指定した .I directory が存在する空のディレクトリでない場合にはエラーになる。 .SH "POSIX オプション" .TP .B "\-p" 指定した .I directory がパス名に複数の階層を持っている場合、それを削除し、最終のディレクトリ名を省略し、その 結果のディレクトリを削除し、というふうにすべての階層が削除されるまで繰り返す。 つまり、`rmdir -p a/b/c' は `rmdir a/b/c; rmdir a/b; rmdir a' と同じである。 .SH "GNU オプション" .TP .B \-\-ignore\-fail\-on\-non\-empty ディレクトリが空でない場合のエラーを無視する。 .TP .B "\-p, \-\-parents" POSIX と同じ。 .TP .B \-\-verbose 削除したディレクトリごとにメッセージを表示する。 .SH "GNU 標準オプション" .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-" オプションリストを終了する。 .SH "環境変数" 変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。 .SH "準拠" POSIX 1003.2 .SH "注意" このページでは fileutils-4.0 パッケージでの .B rmdir コマンドについて説明している; その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。修正や 追加は aeb@cwi.nl と aw@mail1.bet1.puv.fi そして ragnar@lightside.ddns.org 宛てメイルしてください。プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してください。