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.\"
.TH MD5SUM 1 "GNU Text Utilities" "FSF" \" -*- nroff -*-
.SH 名前
md5sum \- MD5メッセージ・ダイジェストを計算・チェックする。
.SH 書式
.B md5sum
[\-bhtvV] [\-c file] [\-s[string]] [\-\-binary] [\-\-check=file]
[\-\-help] [\-\-string[=string]] [\-\-text] [\-\-verbose] [\-\-version]
[file...]
.SH 説明
このドキュメントはもはやメンテナンスされていないので不正確・不完全
かもしれない。確かな情報源はTexinfoである。
.PP
これはGNUバージョンの
.BR md5sum
のマニュアルページである。
.B md5sum
はそれぞれの入力ファイルごとに、128ビットの「指紋(fingerprint)」、すなわち
「メッセージ・ダイジェスト」を生成する。また、このようにして生成した
メッセージ・ダイジェストが今でも同じか(ファイルが変更されていないか)
をチェックすることもできる。
.SS オプション
.TP
.I "\-b, \-\-binary"
入力ファイルすべてをバイナリとして扱う。UN*Xシステムではこれを指定しても
何も違わないが、テキストファイルの内部・外部形式が異なる(よく
あるのが改行文字の違い)システムでは異なる動作をする。
.TP
.I "\-c, \-\-check=file"
\fIfile\fPは前に実行した
.BR md5sum
の出力である。 このファイルは、各行それぞれ、MD5 sumやバイナリ/テキスト・
フラグ、ファイル名を含んでいる。その各行のファイル(相対パスでもよい)を
開き、メッセージ・ダイジェストを生成して、それが各行のものと
異なっていたら、失敗のマークを付ける。
.TP
.I "\-h \-\-help"
簡単な説明を表示して終了する。
.TP
.I "\-s, \-\-string=string"
ファイルのメッセージ・ダイジェストを求める代わりに、この\fIstring\fPに
ついて計算する。計算結果は、この\fIstring\fPをぴったり含んだファイルで
の結果と同じである。
.TP
.I "\-t, \-\-text"
すべての入力ファイルをテキストファイルとして扱う。これは
.IR \-\-binary
の逆のオプションである。
.TP
.I "\-v, \-\-verbose"
経過を詳細に表示する。
.TP
.I "\-V, \-\-version"
バージョン情報を標準出力に出力して終了する。