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.\" Translated Mon Jul 5 1997 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
.\"
.TH UNIQ 1 "GNU Text Utilities" "FSF" \" -*- nroff -*-
.SH 名前
uniq \- ソートされたファイルから内容の重なった行を削除する
.SH 書式
.B uniq
[\-cdu] [\-f skip-fields] [\-s skip-chars] [\-w check-chars]
[\-#skip-fields] [+#skip-chars] [\-\-count] [\-\-repeated] [\-\-unique]
[\-\-skip-fields=skip-fields] [\-\-skip-chars=skip-chars]
[\-\-check-chars=check-chars] [\-\-help] [\-\-version] [infile] [outfile]
.SH 説明
この文書はもうメンテナンスされていないので、不正確・不完全
な可能性がある。現在は texinfo 文書が正式な情報となっている。
.PP
このマニュアルページは GNU 版
.BR uniq
について記述したものである。
.B uniq
はソートされたファイルを読み込み、ユニークな (＝他と内容の重ならない) 
行を表示する。複数の行が同一な内容を持つ場合は、一行だけ表示して残りは
捨てる。オプションで指定すると、一回しか現われない行だけを表示したり、
複数回現われる行だけを表示することもできる。
.B uniq
に与える入力はソートされていなければならない。比較は連続した行の間での
み行われる。
.PP
出力ファイルが指定されなければ
.B uniq
は標準出力に結果を書き出す。また入力ファイルが指定されなければ標準入力
から読み込む。
.SS オプション
.TP
.I "\-u, \-\-unique"
一回しか現われない行だけを出力する。
.TP
.I "\-d, \-\-repeated"
同じ内容が二行以上あるものだけを出力する。
.TP
.I "\-c, \-\-count"
それぞれの行が何回現われたかを行の内容とともに表示する。
.TP
.I "\-number, \-f, \-\-skip-fields=number"
.I number
は同一行かどうかの判断を行う前にスキップするフィールド (field) の数で、
整数で指定する。先頭から
.I number
までのフィールドと、フィールド間に現われるスペースはスキップされ、比較
の対象にされない。フィールドとは空白とタブ以外の文字からなる文字列で、
フィールド間は空白かタブで区切られる。
.TP
.I "+number, \-s, \-\-skip-chars=number"
.I number
は同一行かどうかの判断を行う前にスキップする文字数で、整数で指定する。
先頭から
.I number
までの文字 (空白も含む) はスキップされ、比較の対象にされない。フィール
ドスキップと文字スキップのオプションを両方指定した場合は、フィールドス
キップが先に行われる。
.TP
.I "\-w, \-\-check-chars=number"
行を比較するときに用いる文字数を指定する。これはフィールドや文字のスキッ
プを行った後の数である。このオプションが指定されない場合は、残った文字
すべてが比較の対象にされる。
.TP
.I "\-\-help"
使い方に関するメッセージを標準出力に表示し、実行成功を返して終了する。
.TP
.I "\-\-version"
バージョン情報を標準出力に表示して終了する。