.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 FURUSAWA,Kazuhisa .\" all rights reserved. .\" Translated Tue Jan 21 19:01:39 JST 1997 .\" by FURUSAWA,Kazuhisa .TH WC 1L "GNU Text Utilities" "FSF" \" -*- nroff -*- .SH 名前 wc \- ファイル中のバイト数、単語数、行数を出力 .SH 書式 .B wc [\-clw] [\-\-bytes] [\-\-chars] [\-\-lines] [\-\-words] [\-\-help] [\-\-version] [file...] .SH 説明 このマニュアルは GNU 版の .BR wc について解説する。 .B wc は指定されたファイルのバイト数、空白で区切られた単語数、行数を 数える。ファイル名が指定されなかったときや、ファイル名の指定が `\-'であったときは、入力は標準入力になる。結果は1ファイルにつき 1行で出力する。ファイルが指定されたときは、それぞれの結果のあと にそのファイル名を出力する。複数のファイルが指定されたとき、 .B wc は最後に各ファイルの合計値を`total'として出力する。結果は行数、 単語数、バイト数の順に出力する。 .PP デフォルトでは、 .B wc は3つ全てを出力する。オプション指定により出力する項目を指定できる。 オプションは先に指定したものを取り消すことはできない。 例えば .BI wc " \-\-bytes \-\-words" はバイト数と単語数の両方を出力する。 .SS オプション .TP .I "\-c, \-\-bytes, \-\-chars" バイト数だけを出力する。 .TP .I "\-w, \-\-words" 単語数だけを出力する。 .TP .I "\-l, \-\-lines" 行数だけを出力する。 .TP .I "\-\-help" 利用法を出力してゼロ以外の終了ステータスを返して終了する。 .TP .I "\-\-version" バージョン情報を標準出力に出力して終了する。