.\" This page is originally in the SysVinit package. .\" Translated Fri 14 Feb 1997 .\" by Kazuyoshi Furutaka .\" Updated Fri 27 Sep 2002 by NAKANO Takeo .\" .TH WALL 1 "12 September 2000" "" "Linux User's Manual" .SH 名前 wall \- 全員の端末にメッセージを送る。 .SH 書式 .B wall .RB [ " message " ] .SH 説明 .B wall は \fImesg\fP(1) 許可属性を \fByes\fP に設定している ログインユーザ全員にメッセージを送る。 メッセージは \fIwall\fP 起動時の引数として与えることも、 また \fIwall\fP の標準入力に送ることもできる。 端末から標準入力にメッセージを入力する場合は、 \fBEOF\fP キー (通常 Control-D) によってメッセージを終了させなくてはならない。 .PP メッセージの長さは 20 行までに制限されている。 .SH 注意 文書化されていない (し今後書く予定もない...) オプション "-n" があり、これは .B wall が表示するバナーを抑制する。 これは .BR walld (8) から利用するためのものである。 .B wall が sgid でインストールされていて、実行したのが root 以外だった場合は、 このフラグは利用できない。 .PP .B wall は、実行されるごとに syslog に通知を行う。 facility には LOG_USER が、レベルには LOG_INFO がそれぞれ用いられる。 .SH 環境変数 .B wall は .B TZ 環境変数を無視する。 バナーに表示する時刻はシステムのローカル時刻に基づいて決まる。 .SH 関連項目 mesg(1), rpc.rwalld(8) .SH 著者 Miquel van Smoorenburg, miquels@cistron.nl