.\" You may copy, distribute and modify under the terms of the LDP General .\" Public License as specified in the LICENSE file that comes with the .\" gnumaniak distribution .\" .\" The author kindly requests that no comments regarding the "better" .\" suitability or up-to-date notices of any info documentation alternative .\" is added without contacting him first. .\" .\" (C) 2002 Ragnar Hojland Espinosa .\" .\" GNU cksum man page .\" man pages are NOT obsolete! .\" .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun 12 Mar 2000 by NAKANO Takeo .\" .TH CKSUM 1 "7 October 2002" "GNU textutils 2.1" .SH 名前 cksum \- CRC チェックサムとバイト数を表示する .SH 書式 .BR cksum .RI [ FILE... ] .BR cksum " [" \-\-help "] [" \-\-version ] .SH 説明 .B cksum コマンドは、引数に与えられた .I FILE それぞれの CRC チェックサムを計算する。 .I FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また .I FILE が .RB ` \- ' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。 何らかの引数を与えられた場合は、 .B chsum はファイル毎の CRC チェックサムと、ファイルのバイト数、ファイル名を表示する。 .B cksum コマンドの良く用いられる場面は、信頼度の低い手段 (netnews など) を使ってファイルの転送を行った場合などである。 受信したファイルに対する .B cksum の出力と、転送元での .B cksum の出力 (通常配布に付属してくる) を比べて、 データが壊れていないことを確認するために使う。 CRC (cyclic redundancy check) の算出アルゴリズムは、 POSIX.2 規格で規定されている。これは BSD 系や System V 系の .BR sum (1) アルゴリズムとは互換性がない。 CRC のほうがより信頼性が高い。 .SH オプション .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .SH 注意 プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。 .br man ページは Ragnar Hojland Espinosa が作成しました。