.\" You may copy, distribute and modify under the terms of the LDP General .\" Public License as specified in the LICENSE file that comes with the .\" gnumaniak distribution .\" .\" The author kindly requests that no comments regarding the "better" .\" suitability or up-to-date notices of any info documentation alternative .\" is added without contacting him first. .\" .\" (C) 2002 Ragnar Hojland Espinosa .\" .\" GNU fold man page .\" man pages are NOT obsolete! .\" .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun 12 Mar 2000 by NAKANO Takeo .\" .TH FOLD 1 "7 October 2002" "GNU textutils 2.1" .SH 名前 fold \- 入力行を指定された幅にあわせて折りたたむ .SH 書式 .B fold .RB [ \-bs "] [" "\-w \fIWIDTH\fR" "] [" \-\-bytes "] [" \-\-spaces ] .RB [ \-\-width=\fIWIDTH ] .RI [ FILE... ] .BR fold " [" \-\-help "] [" \-\-version ] .SH 説明 .B fold は指定されたファイルの内容を標準出力に書き込む。 その際、長い行は複数の短い行に分割する。 .I FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また .I FILE が .RB ` \- ' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。 デフォルトでは、 .B fold は 80 桁以上の行を分割する。 出力は必要な分の行数になる。 デフォルトでは桁数の評価は画面出力のイメージをもとに行われる。 したがってタブ文字は複数桁に数えられることが多いだろうし、 バックスペース文字は桁数を減らすことになり、 復帰 (carriage return) 文字は桁数のカウントを 0 に戻すことになる。 .SH オプション .TP .B \-b, \-\-bytes 桁数ではなくバイト数をカウントする。 したがってタブ、バックスペース、復帰の各文字は、 他の文字と同じくカウントをひとつだけ増す効果のみを持つことになる。 .TP .B \-s, \-\-spaces 単語 (word) の境界で行の分割を行う。 行に空白 (blank) があれば、行の最大長を越えないうち、 最も大きな桁にある空白で改行が行われる。 行に空白がひとつもなければ、行の最大長の位置で改行が行われる (通常の動作と同じ)。 .TP .B \-w \fIWIDTH\fB, \-\-width=\fIWIDTH 行の最大長を .I WIDTH 桁にする (デフォルトは 80)。 .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .SH 注意 プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。 .br man ページは Ragnar Hojland Espinosa が作成しました。