.\" You may copy, distribute and modify under the terms of the LDP General .\" Public License as specified in the LICENSE file that comes with the .\" gnumaniak distribution .\" .\" The author kindly requests that no comments regarding the "better" .\" suitability or up-to-date notices of any info documentation alternative .\" is added without contacting him first. .\" .\" (C) 2002 Ragnar Hojland Espinosa .\" .\" GNU head man page .\" man pages are NOT obsolete! .\" .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun 12 Mar 2000 by NAKANO Takeo .\" Updated & Modified Sat Jan 24 14:11:31 JST 2004 .\" by Yuichi SATO .\" .TH HEAD 1 "7 October 2002" "GNU textutils 2.1" .SH 名前 head \- ファイルの最初の部分を表示する .SH 書式 .B head [\fB\-\fILINES\fR] [\fB\-qv\fR] [\fB\-c \fIBYTES\fR] [\fB\-n \fILINES\fR] [\fB\-\-bytes=\fIBYTES\fR] [\fB\-\-lines=\fILINES\fR] .RB [ \-\-quiet "] [" \-\-silent "] [" \-\-verbose ] .RI [ FILE... ] .BR head " [" \-\-help "] [" \-\-version ] .SH 説明 .B head は引数に指定された .I FILE の最初の部分 (デフォルトは 10 行) を表示する。 .I FILE が 1 つも与えられないと標準入力から読み込む。また .I FILE が .RB ` \- ' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。 複数の .I FILE が指定されたときは, .B head はそれぞれの前に、以下の内容の 1 行のヘッダを各ファイルの前に出力する: .sp .nf ==> \fIFILENAME\fR <== .fi .\"nakano commented the following line to avoid the coutinuous blank lines. .\".sp .B head は 2 つのオプション形式を受付ける。新しい形式は、 数値をオプションの引数として与える (`\fB\-q \-n 1\fP') ものであり、 古い形式はオプション文字の前に数値を指定する (`\fB\-1q\fP') ものである。 .SH オプション .TP .B \-\fILINES このオプションは最初に指定されたときに限って認識される。 .I LINES は 10 進数の数値。 単位を表す文字 .RB (` b "', `" k "', `" m ') を後置したり (それぞれの意味は `\fB\-c\fP' のものと同じ)、 行単位のカウントを指定する `\fBl\fP' を後置したり、 他のオプション文字 (`\fBcqv\fR') を後置したりできる。 .\"nakano: 訳注 :-p 何も文字が後置されなかった場合は `\fBl\fP' が指定されたのと同じことになる。 このオプションは推奨されない。 代わりに \fB\-\-lines\fR を使うこと。 .TP .B \-c \fIBYTES\fB, \-\-bytes=\fIBYTES 行単位ではなく、先頭の .I BYTES バイトを表示する。 .RB ` b ' を追加すると \fIBYTES\fR の 512 倍、 .RB ` k ' は 1024 倍、 .RB ` m ' は 1048576 倍を指定したことになる。 .TP .B \-n \fILINES\fB, \-\-lines=\fILINES 最初の .I LINES 行を表示する。 .TP .B \-q, \-\-quiet, \-\-silent ファイル名のヘッダを出力しない。 .TP .B \-v, \-\-verbose 常にファイル名のヘッダを出力する。 .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .SH 注意 プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。 .br man ページは Ragnar Hojland Espinosa が作成しました。