.\" You may copy, distribute and modify under the terms of the LDP General .\" Public License as specified in the LICENSE file that comes with the .\" gnumaniak distribution .\" .\" The author kindly requests that no comments regarding the "better" .\" suitability or up-to-date notices of any info documentation alternative .\" is added without contacting him first. .\" .\" (C) 1999-2002 Ragnar Hojland Espinosa .\" .\" GNU id man page .\" man pages are NOT obsolete! .\" .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun 12 Mar 2000 by NAKANO Takeo .\" .TH id 1 "18 June 2002" "GNU Shell Utilities 2.1" .SH 名前 id \- 実 uid, 実効 uid, 実 gid, 実効 gid を表示する。 .SH 書式 .B id .B [\-gnruG] [\-\-group] [\-\-name] [\-\-real] [\-\-user] [\-\-groups] .BI [ username ] .sp .B id [\-\-help] [\-\-version] .SH 説明 .B id は与えられたユーザーの情報を表示する。 ユーザーが与えられなかった場合は、親プロセスの情報を表示する。 .P デフォルトでは、 .B id は実ユーザー id, 実グループ id, 実効ユーザー id (実ユーザー id と違うとき), 実効グループ id (実グループ id と違うとき), 所属している各グループの id を表示する。 それぞれの数値の前には識別用の文字列が置かれ、 後には対応するユーザー名、グループ名が括弧に括られて追加される。 .PP オプションによって、 上記の情報のうちの一部だけを .B id に表示させることもできる。 .SH オプション .TP .B "\-g, \-\-group" グループ id だけを表示する。 .TP .B "\-G, \-\-groups" 所属グループだけを表示する。 .TP .B "\-n, \-\-name" id 番号の代わりにユーザー名・グループ名を表示する。 .BR \-u , .BR \-g , .B \-G のいずれかを同時に指定しなければならない。 .TP .B "\-r, \-\-real" 実効ユーザー id、実効グループ id ではなく、 実ユーザー id、実グループ id を表示する。 .BR \-u , .BR \-g , .B \-G のいずれかを同時に指定しなければならない。 .TP .B "\-u, \-\-user" ユーザー id だけを表示する。 .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .SH 注意 プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。 ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa が行っています。