.\" You may copy, distribute and modify under the terms of the LDP General .\" Public License as specified in the LICENSE file that comes with the .\" gnumaniak distribution .\" .\" The author kindly requests that no comments regarding the "better" .\" suitability or up-to-date notices of any info documentation alternative .\" is added without contacting him first. .\" .\" (C) 1999-2002 Ragnar Hojland Espinosa .\" .\" GNU nohup man page .\" man pages are NOT obsolete! .\" .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun 12 Mar 2000 by NAKANO Takeo .\" .TH nohup 1 "18 June 2002" "GNU Shell Utilities 2.1" .SH 名前 nohup \- ハングアップに反応しないようにしてコマンドを実行する .SH 書式 .BI nohup " command " [ arg... ] .sp .B nohup [\-\-help] [-\-version] .SH 説明 .B nohup はハングアップシグナルを無視するかたちで .I command を実行する。こうすると .I command は、ログアウトした後もバックグランド実行を続けることができる。 .PP スケジューリング優先度は 5 増やされるので、 実行の割り当て時間はやや小さくなる。 標準出力が端末のときは、 標準出力と標準エラー出力は `nohup.out' へ追加書き込みモードでリダイレクトされる。 `nohup.out' へ書き込めない場合は `$HOME/nohup.out' へ追加書き込みする。 それでも書き込めない場合は、コマンドは実行されない。 .PP .B nohup が 'nohup.out' もしくは '$HOME/nohup.out' を生成したときは、 そのファイルのパーミッションは `go-rwx' になる。 対象のファイルがすでに存在するときは、 ファイルのパーミッションの変更はしない。 .PP .B nohup は自動的にはコマンドをバックグランドに送らないので、 コマンドラインの末尾に `&' をつけて、 ユーザーが明示的にバックグラウンドへ送る指定をする必要がある。 .SH オプション GNU .B nohup が引数一つだけで起動された場合には、 以下のオプションが認識される: .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .SH 注意 プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。 ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa が行っています。