.\" Copyright Andries Brouwer, A. Wik 1998, Ragnar Hojland Espinosa 1998-2002 .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 1999 Kazuyuki Tanisako .\" all rights reserved. .\" Translated Sun Aug 22 12:42 JST 1999 .\" by Kazuyuki Tanisako .\" Updated & Modified Sat Jan 17 13:13:07 JST 2004 .\" by Yuichi SATO .\" .\" This file may be copied under the conditions described .\" in the LDP GENERAL PUBLIC LICENSE, Version 1, September 1998 .\" that should have been distributed together with this file. .\" .\"WORD: options オプション .\"WORD: shortest form 簡略形式 .\" .TH RMDIR 1 "18 June 2002" "GNU fileutils 4.1" .SH "名前" rmdir \- 空のディレクトリを削除する .SH "書式" .BI "rmdir [" options "] " directory... .sp POSIX オプション: .B "[\-p]" .sp GNU オプション (簡略形式): .B [\-pv] [\-\-ignore\-fail\-on\-non\-empty] .B "[\-\-help] [\-\-version] [\-\-]" .SH "説明" .B rmdir コマンドは空のディレクトリを削除する。 .PP 引き数に指定した .I directory が存在する空のディレクトリでない場合にはエラーになる。 .SH "POSIX オプション" .TP .B "\-p" 指定した .I directory がパス名に複数の階層を持っている場合、それを削除し、 最終のディレクトリ名を省略し、その結果のディレクトリを削除し、 というふうにすべての階層が削除されるまで繰り返す。 つまり、`rmdir -p a/b/c' は `rmdir a/b/c; rmdir a/b; rmdir a' と同じである。 .SH "GNU オプション" .TP .B \-\-ignore\-fail\-on\-non\-empty ディレクトリが空でない場合のエラーを無視する。 .TP .B "\-p, \-\-parents" POSIX と同じ。 .TP .B "\-v, -\-verbose" 削除したディレクトリごとにメッセージを表示する。 .SH "GNU 標準オプション" .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-" オプションリストを終了する。 .SH "環境変数" 変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。 .SH "準拠" POSIX 1003.2 .SH "注意" このページでは fileutils-4.1 パッケージでの .B rmdir コマンドについて説明している。 その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。 修正や追加は aeb@cwi.nl, aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@ragnar-hojland.com 宛てにメールで連絡してほしい。 プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してほしい。