.\" You may copy, distribute and modify under the terms of the LDP General .\" Public License as specified in the LICENSE file that comes with the .\" gnumaniak distribution .\" .\" The author kindly requests that no comments regarding the "better" .\" suitability or up-to-date notices of any info documentation alternative .\" is added without contacting him first. .\" .\" (C) 2002 Ragnar Hojland Espinosa .\" .\" GNU split man page .\" man pages are NOT obsolete! .\" .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun 12 Mar 2000 by NAKANO Takeo .\" Updated & Modified Sat Jan 24 18:43:50 JST 2004 .\" by Yuichi SATO .\" .TH SPLIT 1 "7 October 2002" "GNU textutils 2.1" .SH 名前 split \- ファイルを決まった大きさに分割する .SH 書式 .B split [\fB\-\fILINES\fR] [\fB-a \fILENGTH\fR] [\fB\-b \fIBYTES\fR] [\fB\-l \fILINES\fR] [\fB\-C \fIBYTES\fR] [\fB\-\-bytes=\fIBYTES\fR] [\fB\-\-lines=\fILINES\fR] [\fB\-\-line\-bytes=\fIBYTES\fR] [\fB\-\-verbose\fR] [\fIFILE\fR] .BR split " [" \-\-help "] [" \-\-version ] .SH 説明 .B split は .I FILE の各セクションの内容を持つファイルを次々に作成して出力する。 .I FILE が与えられなかったり .RB ` \- ' だった場合には標準入力が用いられる。 デフォルトでは、 .B split は .I FILE のうちの 1000 行ずつ (1000 行に満たない場合は残り全部) を各出力ファイルに書き込む。 出力ファイルの名前は .I PREFIX (デフォルトは `\fBx\fR') に `aa' や `ab' などの文字列集合を付加したものになる。 出力ファイルをファイル名でソートして結合すると 元のファイルになるように、付加する文字列が選ばれる。 (676 よりも多くの出力ファイルが必要になる場合は、 .B split は `zaa', `zab' などを用いる。) このグループの長さは \fB\-\-suffix\-length\fR で変更できる。 .SH オプション .TP .B \-\fILINES\fB, \-l \fILINES\fB, \-\-lines=\fILINES .I FILE の .I LINES 行分ずつ (デフォルトは 1000 行) を各出力ファイルに書き込む。 短いオプション形式 \fB\-\fILINES\fR は推奨されない。 .TP .B \-a \fILENGTH\fB, \-\-suffix\-length=\fILENGTH \fILENGTH\fR 文字のサフィックスを使う (デフォルトは 2 である)。 .TP .B \-b \fIBYTES\fB, \-\-bytes=\fIBYTES .I FILE の .I BYTES バイトずつを各出力ファイルに書きこむ。 .RB ` b ' を付加すると \fIBYTES\fR は 512 倍、 .RB ` k ' なら 1024 倍、 .RB ` m ' なら 1048576 倍される。 .TP .B \-C \fIBYTES\fB, \-\-line\-bytes=\fIBYTES .I FILE の行を .I BYTES バイトを越えない範囲で、できるだけたくさん各出力ファイルに書き込む。 .I BYTES バイトよりも長い行があった場合には、その行の残りが .I BYTES バイト未満になるまで .I BYTES バイト毎を出力ファイルに書き込み、後は通常に動作を続ける。 .I BYTES は .B \-\-bytes オプションと同様の形式で指定できる。 .TP .B \-v, \-\-verbose 常にファイル名のヘッダを表示する。 .TP .B "\-\-help" 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。 .TP .B "\-\-version" 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。 .SH 注意 プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。 .br man ページは Ragnar Hojland Espinosa が作成しました。