一般情報

JM リポジトリ

JM では、原稿の管理に git リポジトリを使用していますが、マニュアルを翻訳するために JM の共有リポジトリをローカルにコピーしておく必要は必ずしもありません。 一般の man ページについては、今まで通り、開発元から原文の roff ファイルを入手し、それを翻訳して、投稿してくだされば十分です (更新するときの便宜を考えて、翻訳に po4a(7) の使用を推奨していますが)。

しかし、プロジェクトの管理はもちろん、LDP man-pages や GNU_coreutils のマニュアルの翻訳や管理、それにガイドドキュメントの執筆・編集をするには、 JM のリポジトリをローカルにコピーしておく必要があります。それには、git コマンドを使って、リポジトリを clone します。

以下のようなコマンドを実行すると、カレントディレクトリの jm というディレクトリ以下に、 JM のローカルリポジトリが作られます。

$ git clone https://scn.osdn.jp/linuxjm/jm.git

git clone に指定する URL は、どのプロトコルを使用するかで異なります。 読み出し専用なら git と http が使えます。 読み書き両用には https か ssh を使用します。 具体的な URL は https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/ で確認してください。

日本語 man ページの確認

自分が作成した man ページを確認したいときは、 man コマンドを使いますが、単に man -l ./sample.1 などとしただけでは、 日本語の整形が乱れます。

以下のようにすることで、比較的きれいに整形することができます。

$ (echo .mso ja.tmac; cat ./sample.1) | man -l -

よく使う場合には、以下のようなシェルスクリプトを用意しておくのもよいでしょう。

man-ja.sh
#!/bin/bash
(echo ".mso ja.tmac"; cat $*) | man -l -
$ man-ja.sh ./sample.1