MMAP2
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2017-09-15
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名前
mmap2 - ファイルやデバイスをメモリーにマップする
書式
#include <sys/mman.h>
void *mmap2(void *addr, size_t length, int prot,
int flags, int fd, off_t pgoffset);
説明
これはおそらくあなたが興味のあるシステムコールではないだろう。代わりに
mmap(2) を見るとよい。そのページにはこのシステムコールを起動する glibc の
ラッパー関数についての説明がある。
mmap2() システムコールは mmap(2) と同じインターフェースを提供する。ただ
し、最後の引数には、ファイルのオフセットを (mmap(2) が行っている、バイト
単位ではなく) 4096 バイトを単位として指定する。 これにより、32 ビットの
off_t を使うアプリケーションで (2^44 バイトまでの) 大きなファイルをマップ
できるようになる。
返り値
成功した場合、 mmap2() はマップされた領域へのポインターを返す。 エラーの場合は -1 が返されて、 errno
が適切に設定される。
エラー
- EFAULT
-
ユーザー空間からデータを取得するときに問題があった。
- EINVAL
-
(ページサイズが 4096 バイトでないプラットフォームにおいて) offset * 4096 がシステムのページサイズの倍数ではない。
mmap2() は mmap(2) に載っているエラーを返すこともある。
バージョン
mmap2() は、Linux 2.3.31 以降で使用可能である。
準拠
このシステムコールは Linux 独自である。
注意
このシステムコールが存在するアーキテクチャーでは、glibc の mmap() のラッパー関数は、 mmap(2)
システムコールではなく、このシステムコール (mmap2(2)) を起動する。
このシステムコールは x86-64 には存在しない。
ia64 では、 offset の単位は、実際にはシステムのページサイズであり、 4096 バイトではない。
関連項目
getpagesize(2), mmap(2), mremap(2), msync(2), shm_open(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
Index
- 名前
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- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- エラー
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- バージョン
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- 準拠
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- 注意
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- 関連項目
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- この文書について
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