TCGETSID

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2015-08-08
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名前

tcgetsid - セッションID を取得する  

書式

#define _XOPEN_SOURCE 500 /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <termios.h>

pid_t tcgetsid(int fd);  

説明

関数 tcgetsid() は、制御端末として fd に対応する端末を持つカレントセッションのセッションID を返す。 この端末は tcgetsid() の呼び出しを行うプロセスの制御端末で なければならない。  

返り値

fd が呼び出しを行ったセッションの制御端末を参照している場合、 関数 tcgetsid() はこのセッションのセッションID を返す。 そうでない場合、 -1 が返され、 errno が適切に設定される。  

エラー

EBADF
fd が有効なファイルディスクリプターではない。
ENOTTY
呼び出しを行ったプロセスが制御端末を持っていない、もしくは 制御端末を持っているが fd で参照されるものとは異なる。
 

バージョン

tcgetsid() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース属性
tcgetsid() Thread safetyMT-Safe
 

準拠

POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.  

注意

この関数は TIOCGSID ioctl(2) 経由で実現されており、 Linux 2.1.71 以降で存在する。  

関連項目

getsid(2)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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準拠
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Time: 03:33:35 GMT, December 05, 2022