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link
: システムコール link を使って、ハードリンクを作成するlink
は、一度に 1 個のハードリンクを作成する。
これは、システムが提供する link
関数への必要最小のインターフェースである。
See (libc)Hard Links section ‘Hard Links’ in The GNU C Library Reference Manual.
従って、より一般に使われる ln
コマンドのような、様々な付加機能をあえて備えていない
(see section ln
: ファイル間のリンクを作成する)。
書式:
link filename linkname |
filename は、実在するファイルを指していなければならない。また、
linkname は、実在するディレクトリ中の実在しないファイルを指していなければならない。
link
は、リンクを作成するために、link (filename, linkname)
をコールするだけである。
GNU のシステムでは、このコマンドは、‘ln --directory
--no-target-directory filename linkname’ と同様に振る舞う。
しかし、‘--directory’ や ‘--no-target-directory’ は、POSIX
の規格にあるオプションではないので、link
の方が、実用上より可搬性がある。
filename がシンボリックリンクの場合、
linkname がシンボリックリンクへのハードリンクになるか、
シンボリックリンクの参照先へのハードリンクになるかは、規定されていない。
どちらの動作を望むかをはっきり指定したければ、ln -P
や ln -L
を使用するべきである。
終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。
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