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以下のオプションは、‘--recursive’ (‘-R’)
オプションも同時に指定されているとき、chown
コマンドや chgrp
コマンドがディレクトリ階層をどうたどるか、そのたどり方を変更する。
以下のオプションを複数個指定した場合は、最後に指定したものだけが効果を持つ。
こうしたオプションが指定しているのは、ディレクトリに対するシンボリックリンクを処理する際に、
そのシンボリックリンクそのものを操作の対象にするのか、
それとも、そのディレクトリ以下の階層にあるすべてのファイルを操作の対象にするのかということである。
こうしたオプションは、‘--dereference’ や ‘--no-dereference’ (‘-h’)とは、全く別のものである。あちらは、シンボリックリンクを変更するのか、 それとも、その参照先を変更するのかを制御している。
‘--recursive’ (‘-R’) オプションが指定されている場合に、 コマンドラインで指定された引数がディレクトリへのシンボリックリンクならば、それをたどる。
ディレクトリ階層を再帰的にたどっている際に、 ディレクトリへのシンボリックリンクに出会ったら、必ずそれをたどる。
シンボリックリンクを一切たどらない。これが、‘-H’, ‘-L’, ‘-P’ のどれも指定されていないときの、デフォルトである。
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