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21.1.1 時刻関係の変換指定子

date の時刻関係の変換指定子

%H

時 (‘00’…‘23’)

%I

時 (‘01’…‘12’)

%k

時。一桁のときは、0 ではなく、空白で埋める (‘ 0’…‘23’)。 ‘%_H’ と同じ。これは GNU の拡張である。

%l

時。一桁のときは、0 ではなく、空白で埋める (‘ 1’…‘12’)。 ‘%_I’ と同じ。これは GNU の拡張である。

%M

分 (‘00’…‘59’)

%N

ナノ秒 (‘000000000’…‘999999999’)。これは GNU の拡張である。

%p

現在のロケールで ‘AM’ や ‘PM’ に相当するもの。空白になるロケールも多い。 正午は ‘PM’ として、真夜中は ‘AM’ として扱う。

%P

%p’ と同様だが、小文字を使う。これは GNU の拡張である。

%r

現在のロケールによる 12 時間表記の時刻 (例: ‘11:11:04 PM’)

%R

24 時間表記の時と分。‘%H:%M’ と同じ。

%s

ジ・エポック (the epoch、Unix 紀元)、すなわち 1970-01-01 00:00:00 UTC からの経過秒数。閏秒のサポートを利用できない場合、閏秒は計算に入れない。 用例については、「date の用例」を見ること。 See %s-examples. これは GNU の拡張である。

%S

秒 (‘00’…‘60’)。閏秒がサポートされている場合、‘60’ になることがある。

%T

24 時間表記の時、分、秒。‘%H:%M:%S’ と同じ。

%X

現在のロケールによる時刻表示 (例: ‘23:13:48’)

%z

RFC 2822/ISO 8601 形式の数値によるタイムゾーン (たとえば、‘-0600’ や ‘+0530’)。タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。 この値は、環境変数 TZ によって指定されたタイムゾーンのルールを使用することで、 現在の日時に対応した、数値によるタイムゾーンを正しく反映する (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを反映するということ)。 操作の対象となる日時は (もしそうしたければ、その日時におけるタイムゾーンのルールも)、 ‘--date’ オプションによって変更することができる。

%:z

RFC 3339/ISO 8601 形式の、‘:’ を使用する数値によるタイムゾーン (たとえば、‘-06:00’ や ‘+05:30’)。 タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。

%::z

:’ を使用する数値によるタイムゾーンで、もっとも近い秒まで表示する (たとえば、‘-06:00:00’ や ‘+05:30:00’)。 タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。

%:::z

:’ を使用する数値によるタイムゾーンで、時間の精度を必要最小限で済ます (たとえば、‘-06’, ‘+05:30’, ‘-04:56:02’)。 タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。

%Z

アルファベットによるタイムゾーンの略称 (たとえば、‘EDT’)。 タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。タイムゾーンがどのようにして特定されるか (訳注: たとえば、アメリカ東部なら、EST (冬時間) と EDT (夏時間) のどちらが選ばれるか) については、‘%z’ を参照すること。


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