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21.1 date: システムの日付や時刻を表示、設定する

書式:

 
date [option]… [+format]
date [-u|--utc|--universal] [ MMDDhhmm[[CC]YY][.ss] ]

dateformat 引数なしで起動すると、 デフォルトの書式を指定して起動するのと同じことになる。 デフォルトの書式は、LC_TIME ロケール・カテゴリによって様々である。 デフォルトの C ロケールの場合、その書式は ‘'+%a %b %e %H:%M:%S %Z %Y'’ なので、出力は ‘Thu Mar  3 13:47:51 PST 2005’ のような形になる。

通常 date は、環境変数 TZ が指示しているタイムゾーンのルールを使用し、 TZ が設定されていないときは、システムのデフォルトのルールを使用する。 See (libc)TZ Variable section ‘Specifying the Time Zone with TZ’ in The GNU C Library Reference Manual.

+’ で始まる引数を指定すると、date は現在の日付と時刻を (あるいは、後述する ‘--date’ オプションで指定した日付と時刻を)、 その引数によって定義された書式で表示する。書式を指定するこの引数は、strftime 関数のそれとほぼ同じである。なお、‘%’ で始まる変換指定子を除いて、 書式文字列中の文字は、変更されずにそのまま表示される。 変換指定子については、次節以降で説明する。

終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。


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