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特殊文字のデフォルトの値は、システムによって様々である。 特殊文字を設定するには、‘name value’ という書式を用いる。 この name に何が指定できるかは、以下に列挙するが、value には、文字そのもの、 ハット記法 (‘^c’)、整数のいづれかを指定することができる。 整数は、‘0x’ で始まっていれば 16 進数、‘0’ で始まっていれば 8 進数、それ以外の数字なら 10 進数と見なされる。
GNU の stty では、値に ^-
や undef
を指定すると、
その特殊文字を無効にする。(これは、Ultrix の stty
と互換性がない。そこでは、特殊文字を無効にするには ‘u’
という値が使用されるのだ。GNU の stty
は、‘u’
という値を特別扱いしない。すなわち、その特殊文字として <U>
を設定するだけである。)
割り込み (interrupt) シグナルを送る。
中止 (quit) シグナルを送る。
直前にタイプした文字を削除する。
現在行を削除する。
ファイル終端 (end of file) 文字を送る (入力を終了する)。
行を終端する。
行を終端する別の文字。非 POSIX。
出力を廃棄するか否かをトグルで切り替える文字。非 POSIX。
シェルの別の層 (a different shell layer) に切り換える。非 POSIX。
info シグナルを送る。現在のところ Linux ではサポートされていない。非 POSIX。
停止している出力を再開する。
出力を停止する。
端末からの停止シグナル (terminal stop signal, SIGTSTP) を送る。
入力をフラッシュしてから、端末からの停止シグナルを送る。非 POSIX。
現在行を表示し直す。非 POSIX。
直前にタイプした単語 (word) を削除する。非 POSIX。
次にタイプする文字が特殊文字であっても、タイプしたとおりの文字として入力する。 非 POSIX。(訳注: たとえば、lnext が ^V の場合、^V^D と続けてタイプすると、^D を入力終了の印としてではなく、^D という文字そのものとして入力できるということ。)
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