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‘-icanon’ が設定されている際、time の値として指定されている時間が経過するまでの間に、 1 回分の読み込みの条件を満たす最少限の文字数を設定する。
‘-icanon’ が設定されている際、最小限の文字数が読み込まれなかった場合に、 読み込みが時間切れになるまでの時間を 10 分の 1 秒単位で設定する。
入力速度を n に設定する。
出力速度を n に設定する。
端末の行数は n 行だと、tty カーネルドライバに伝える。非 POSIX。
端末の横幅は n 桁だと、カーネルに伝える。非 POSIX。
保留になっている出力が送出されるのを待ち、その後で設定を適用する。
GNU の stty
では、デフォルトで有効になっている。
システムが、シリアルな伝送ができない状態になっているかもしれない場合には、
このオプションを無効にするとよい。
たとえば、ixon
(ソフトウェアによるフロー制御)
が有効になっている場合に、システムが ‘DC3’ 文字を受け取っていたりすると
(訳注: ‘DC3’ は device control 3、すなわち ASCII 0x13、‘^S’)、
-drain
の指定なしでは、stty
はブロッキングを起こすだろう。
無効化できる。非 POSIX。
端末の行数と桁数を表示する。これは、端末が持っていると、カーネルが考えている行数と桁数である。
(カーネルで行数や桁数をサポートしていないシステムでは、通常その代わりに、環境変数
LINES
や COLUMNS
が使用される。
それに対して、GNU の stty
は、そうした環境変数について何も知らない。)
非 POSIX。
ライン制御規則 (line discipline) n を使用する。非 POSIX。
端末速度を表示する。
入出力の速度を n に設定する。n には次の一つが使える。0 50 75 110
134 134.5 150 200 300 600 1200 1800 2400 4800 9600 19200 38400
exta
extb
。exta
は 19200 と同じであり、extb
は 38400
と同じである。GNU/Linux を含む多くのシステムが、もっと早い速度をサポートしている。
stty
は、システムがサポートしているならという条件で、次の速度もサポートしている。
57600 115200 230400 460800 500000 576000 921600 1000000 1152000
1500000 2000000 2500000 3000000 3500000 4000000。
なお、0 は、‘-clocal’ が設定されている場合に、ラインを切断する。
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