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tac
: ファイルを結合し、ファイルごとに逆順で書き出すtac
は、各 file (‘-’ は標準入力を意味する) を、file ごとにレコード
(records、デフォルトでは行) の順番を逆にして、標準出力にコピーする。
file が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。
書式:
tac [option]… [file]… |
レコード (records) は、ある文字列 (デフォルトでは改行) が出現することによって区切られる。出力の際、デフォルトでは、この区切り文字列は、 ファイル中でその区切り文字列の直前にあるレコードの末尾に付加される。
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: 共通オプション.
出力の際、区切り文字列は、ファイル中でその区切り文字列の直後に来るレコードの先頭に付加される。
区切り文字列を正規表現として処理する。
改行の代わりに separator をレコード区切り文字列 (record separator) として使用する。注意すべきは、separator に空文字列を指定すると、 ゼロバイトを指定したことになることだ。すなわち、入出力レコードが ASCII NUL で区切られることになる。
テキストファイルとバイナリファイルを区別する MS-DOS のようなシステムでは、
tac
はバイナリモードで読み書きを行う。
終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。
用例:
# ファイルを一字一字逆にする。 tac -r -s 'x\|[^x]' |
This document was generated on June 7, 2022 using texi2html 1.82.