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12.7 rmdir: 空のディレクトリを削除する

rmdir は、空のディレクトリを削除する。

書式:

 
rmdir [option]… directory

引数 directory が実在する空のディレクトリを指していない場合、エラーになる。

このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: 共通オプション.

--ignore-fail-on-non-empty

ディレクトリの削除に失敗しても、その理由が単にディレクトリが空ではないせいならば、 その失敗を無視する。

-p
--parents

directory を削除するとき、directory を構成する各要素の削除を試みる。 そこで、たとえば、‘rmdir -p a/b/c’ は、‘rmdir a/b/c a/b a’ と同じになる。 従って、そうしたディレクトリのどれかが空ではないことが判明すると、動作に失敗する。 動作に失敗しても、エラーメッセージを出して失敗のステータスで終了しないようにするには、 ‘--ignore-fail-on-non-empty’ オプションを使えばよい。

-v
--verbose

directory の削除に成功するごとに、その旨メッセージを出す。

空ではないディレクトリを (再帰的に) 削除する方法については、rm コマンドの説明を参照していただきたい。See section rm: ファイルやディレクトリを削除する.

終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。


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