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21.1.5 システムクロックの設定

+’ で始まらない引数を指定すると、date は、(以下で述べるように) その引数で指定した日時にシステムクロックを設定する。 システムクロックを設定するには、しかるべき権限が必要である。リブート後も変更を維持するには、 システムクロックに合わせてハードウェアクロックも更新する必要があるかもしれないことに注意していただきたい。 ご使用のシステムでは、ハードウェアクロックの更新は、自動的に行われないかもしれないからだ。

引き数の構成要素は、すべて数字でなければならない。それは以下の意味を持っている。

(訳注: 念のため、この章の冒頭にあるシステムクロック設定用の書式を再掲しておく。 date [-u|–utc|–universal] [ MMDDhhmm[[CC]YY][.ss] ])

MM

何月

DD

(何月の) 何日

hh

何時

mm

何分

CC

年度の上二桁 (省略可)

YY

年度の下二桁 (省略可)

ss

何秒 (省略可)

注意していただきたいが、‘--date’ や ‘--set’ オプションは、 ここで述べている書式の引数と組み合わせて使うことができない。 ‘--universal’ オプションは、ここで述べている書式の引数と一緒に使うことができるが、 その場合は、指定されている日時が現在地のタイムゾーンではなく、協定世界時 (UTC) に準じているのを示すことになる。


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